八丈島
大学の時に3回訪れた島。
トライアスロンのサークルで一応練習の夏合宿だ。
上の記事は大学4年に訪れたときのnote。
久しぶりに読んだけど、かなり感傷的になっている。
この島は訪れた回数が違うこともあって、思い入れが深い。
故郷の一つだと思っているくらいだ。
1年の時は仲良くなりかけで、先輩と上っ面の会話をしなながら練習にまじめに取り組んでいたのが懐かしい。
エンジョイ勢だった俺は、年々練習という感覚ではなく旅行というつもりで行っていた。
毎年の楽しみの一つだったんだ。
あの頃は夏になって東海汽船に22時に集合する。これが日課ならぬ年課だった。今日から始まる楽しい日々に胸を躍らせながら仲間たちと何気ない会話して、フェリーの出発を待つ。
ロードバイクをフェリーに積み込むだけで汗ばんでいた。どっちみち潮風でべたべたになるんだから気にするはずもなかった。
行き8時間、帰り10時間とかかかる極寒のフェリーの2等和室。お金がない大学生にはこの選択しかない。冷房がこれでもかというほど効いているなかでやったトランプ。カチカチのマットレスで横になって気づいたら体の芯から冷えた状態で島についていた。
4年次だけ途中で朝日を見るために後輩と起きたんだ。あの時も感動したけど、今になるとさらにエモい。
島には朝5時くらいについて、練習が始まる。冒頭にも書いたが、練習合宿だ。
1年のころはバイク漕いで、泳いで、走って。まだ、同期に負けたくないという気持ちがあったので結構きつかったのを覚えてる。
実際メニューはかなりハード(俺の中で)だ。
バイク100㎞ロングライドとか、30キロ走(1年の時だけ)とか、ヒルクライムとか、スイムはめちゃ泳ぐとか。
でも、島はいつも癒しを与えてくれる。
ロングライドで見える美しい海岸線や島肌。坂を上った先から見える景色。自然と一体になっているような感覚を味わえた。
ヒルクライムは八丈富士に向かって激坂を競争で登る。心臓が爆発するかというほどきついけど、待っているのは先にゴールした仲間。応援されゴールし、応援する。そして、ゴール先にある牧場で美味しいアイスクリームをたべ、騒ぎながら同期写真を撮る。達成感を通して、仲間と楽しい時間を過ごさせてくれた。
スイムは適当にやっていた。なんせエンジョイ派だからだ。疲れたら休んで、きれいな海で体を動かすことを楽しんでいたな。
大学最後の八丈ではウミガメにも会えちゃったりして。温泉とか行っちゃったりして。
アクティビティが無くても、きれいな景色と自然と仲間だけあれば十分なんだと教えてくれた。
そんな最高な島だ。
いつか戻るよ。
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