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【映画】ラーゲリより愛を込めて

久しぶりの映画。そして、久しぶりに泣いた。

この映画で泣けなければ俺はもう社会の濁流に流された瓦礫になったと認めるつもりだったが、まだ人間だったようだ。

戦争映画、そして家族愛には滅法弱いので、仕事終わりで荒んでいるはずなのに、帰りの電車内で大粒の涙を流した。

山本の最期はあまりに悲しく、虚しく、死ぬのが惜しいと思えた。ラーゲリ内での振る舞いは普通の人ができるものじゃない。すごい。

いや、悲しくはないのかもしれないのか。悲しいと思っていることが浅はかな理解であり、山本はそうは思っていないだろう。悔いはあったのは事実だろうけど、悲しいとは思っていない。ただ、家族にもう一度会いたいと願う気持ちにうたれた。

クロが走ってくるところと、母への手紙。

観る前からバッドエンドなのは雰囲気でわかっていたけど。

涙なしでは見られないね。

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