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【映画】前科者



【人間】


罪人は人間ではない。

罪を犯したことのない大抵の人はそう思ってる。

だが、自分ならどうだろうか。

いつも自分を投影して映画を観ることが多いが、今回置き換えたとき復讐するなと言う言葉に対してどう感じるだろうか。

恐らくそんな言葉は意味をなさず、きれいごとと感じ復讐に、相手を消し去ろうとすると思う。

言葉は簡単で、もし自分ならを本気で考えさせられた。

そして、前科者の兄に自分を置き換えたとき涙が抑えられなかった。

俺が泣くのはいつも電車だ。

今日は実家からの帰り。





そして、こんな人間でなくなろうとする人間を、人間でいられるよう手助けしてくれる人。


それが、保護司というわけだ。


みんな悩んでるし、辛いこともかかえている。

人それぞれ違うことを理解し、自分だけと塞ぎ込まない。

声をかけてくれる人を大切にする。

そんな事を意識して、意識できないときは生きるという選択だけをできれば良いんじゃないかな。





最後のシーンで江の島だなあと思ってたら、母校が写って驚き。

有村架純が同じ地を踏んだという事実。

もはや会っていると言えよう。





良い映画だった。

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