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メキシコ&キューバにsalud!🇲🇽🇨🇺DAY2


〜タコスが体を巡る〜

4/27

まだ俺らはロサンゼルス国際空港にいる。

寝床を見つけて各々時間を潰す。寝床と言ってもカチカチ椅子だが。体を手すりに沿って拗らせ、1時間くらい眠るも不快で目覚める。時間は深夜3時。出発まであと8時間はbug。きつすぎ。

実は肘掛けが腹に刺さっています


だらだらしながら4時半くらいまで。各々寝たり、映画みたり。俺は旅の歩き方のメキシコをみたり、寝たり。やっとWi-Fiつながってネット見たり。気が狂いそうなくらい暇。皆も同じ状態で散歩することに。少しずつ店が開き始めてくる。空いてる飯屋を探すも、貧しすぎて入れたもんじゃない。スニッカーズが800円、チップスが1000円って何事だよ。彷徨いながらケンタッキーをみつけるも一旦保留。歩き回ってterminal6でバーガーキングを見つけるも、6時オープン。1時間くらいソファで暇を潰す。暇すぎて髭剃った。

1時間待機くらいなんのその

日の出と共にお店オープン。陽気な太め女性の店員。陰気なジャップのあとにお洒落な人が来たのか、テンション爆上がりしていた。バーキンはうますぎた。

バガ出(日の出)

食べた後も脳を溶かして時間を潰す。それでもまだ後5時間くらい。何も考えず散歩に出る。まあ、金のない俺らは何も買えやしないんだけど。暇すぎだし時間もあるから、位置関係も分からないけど何も考えずterminal1に行くバスに乗る。もちろん帰り方もわからないけど脳が無くなってるからしょうがない。そこから搭乗口にterminal4になかなか辿り着けず歩き回る。
朝散歩できて、体もあったまってよかったと思うしかない。搭乗3時間前に一夜を過ごした搭乗口前へ。ここが私のアナザースカイになることは間違いない。時間の大切さを実感するすばらしく最悪な時間になった。

ここが私のアナザースカイ

飛行時間4時間弱。ついにメキシコ着弾。タコスの気配はまだしない。飛行機30分巻いてくれたけど、3時間40分も遅刻したから許すわけではない。現在16時過ぎ。メトロポリタン大聖堂の中を観れるのは17時半までだから大急ぎで2万円分をキャッシングで換金しする。現金を崩そうとコンビニで水を買おうとするも、村野古森が先に大金を崩したせいで俺は嫌な顔をされ無理と言われる。ふぁっきゅー。直ぐにUber呼ぶ。道中は古い石造りの建造物が立ち並ぶ。まるでローマ。

うん、ローマだ

メトロポリタン大聖堂。外観大迫力。スペインが支配していた時にアステカ文明の建築物を破壊してその石材で建てたらしい。壊してやるなよ。可哀想だろ。
中に入ると静かで天井が高い。調べてこなかったけど思いっきりキリスト教。かなり繊細で綺麗なつくり。まるでガウディ。日本にこの規模の寺がないのは宗教信仰の強さがないからだと気づいてしまう。メインの金色のところでInsta入れるもバチカンの時みたいにお叱り受けず。寂しい。

ガウディおひさ

目の前の広場、Plaza de la Constituciónで大聖堂を再度拝める。やっぱりデカし、すごい。

精巧さと迫力どっちもすごい、大谷
その前で大谷2世が練習

その後は露店見たり、街を散歩。露店の人からは営業かけられるけど、スペ語オンリー故に何もわからず嫌な気もしない。悪気のない無視。

煙人やトサカ人が盛り上げてる

少し歩いてベジャス・アルテス宮殿へ。

西日がいい感じぃ

宮殿前で演奏やってた。中身はしょぼ。すぐに切り上げる。

夕日チルって感じのメロディ

Uberを拾って、一旦宿に荷物を置く。今日決まってる予定はルチャ・リブレ観に行くことくらい。

とりあえず小腹が空いたので初タコスを求め繰り出す。本で調べた世界一美味いタコス屋と言われるEl Progresoへ。メニューが貼ってあるけど何が何だか分からない。とりあえず鉄板に乗ってる肉を指差して注文。35ペソ。生地と肉を貰って、サルサソースとかをセルフで乗っけるスタイル。レビューではサボテンとマッシュポテトが美味いらしいのでモリモリでのっける。後払い方式の信頼払いシステム。

これを
ぶち乗せる

店の端っこで立ち食いしていると、子供にスペ語で話しかけられるも伝わらず。少しして椅子を持ってきてくれる。さっき話してきたのは椅子が無くて立ち食いしてるモンキー達に椅子を持ってきてくるよ、ってことだったっぽい。優しさに触れてしまったブスモンスター達は笑顔に。しっかりうますぎた。ちなみに、サボテンはスペ語でカクタス。
Uberマッチ待ちにタコス職人を観察。村野がタコスの伸びたチーズをノールックで手に貼り付けて処理する瞬間を激写。笑った。

アリナコロッセオまでUber移動。勿論スペイン語のみだけどドライバーおっちゃんと意思疎通。ルチャ・リブレみること伝えたら、ガリバルディ広場で演奏してるからそのあと行った方がいいよと教えてくれる。ちなみに一言も理解はできてない。フィーリング。それでも伝えられる人間っていいね。

ルチャ・リブレ。入る前から音と熱を感じる。中に入ると想像よりも人が多い。そして、熱狂している。俺らも乗じてぶち上がる。体験したことのない空間すぎて面白すぎ。途中日本人のレスラーが出てくる。侍の装い。おっちゃんなのもあって激しい技はそこまで無く小盛り上がり。日本人の株を確実に下げていたけど、異国で頑張っていて普通にすごいと思った。試合は思っていたよりも多くて、全部で10くらい。おじいちゃんレスラーがいじめられてたり、白マスクがモテてたり。前席の女の人達はしっかりマスク被って白マスクを応援していて、なんか良いなって思った。たまに観客全員でアンコールみたいなノリでレーオと叫ぶのに全力でのっかる日本人。この空間だからシャイで陰なお猿でも楽しめた。これが1000円はいい娯楽だな。めっちゃ良かった。

背面跳び場外アタック!

その後、カルバルディ広場まで徒歩。演奏隊がメキシコ音楽を奏でている。

良い雰囲気過ぎやて

少したむろして、夜飯探し。タコス探すもいい店が全然見つからず。

15分くらい歩いた先のタコス屋へ。Taquería Arandas。普通に23時くらい。街並みはダークな雰囲気を感じるも余裕のよ。そんななか大繁盛しているこの店。適当に頼んでいたらミ(3)タコスの予定がヨ(4)タコスいってしまう。ポークミックス、ビーフ、ソーセージでは収まらず、チーズ乗せタコスを追加で注文して食らった。

ミタコス
カクタス

フレンドリーだしかなり良い店だった。ちなみにここの店がこの旅行の俺的ベストタコスだった。
店出てUber探し中に、タコス職人を観察。肉を切るやつが目立っているが、ナチョスを並べるやつが鬼才ということに俺らは気づく。

宿について寝支度。シャワー。水圧ざこ。汚人about 2daysモードに入っているため、髪の毛がびいさん。すべての水を弾く。宿のシャンプーは泡立たなすぎてほぼローション。

日本を18時半に出て、着いたのは翌日の16時。自転を乗りこなした大移動の先には人々の熱狂と活気、そしてタコスの歓迎が待っていた。
明日は5時起き。海外に結構行ってるせいでもう街並みに大きく感動しないことに寂しさを感じながら、これから起きるであろう事件に期待をして目を閉じる。

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