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メキシコ&キューバにsalud!🇲🇽🇨🇺DAY3


〜唇パキパキリメンバーミー〜

4/28

5時起き。インド旅行と比べれば余裕。床しらみを頭に移住させたので準備は満タン。黄色シャツでグアナファトいくと約束した村野の裏切りにあい、俺だけ温泉着のような真っ黄色の服。だがお気に入り。まだこの旅行で脱糞のファンファーレが鳴らないことに一抹の不安を抱きながらホテルを後にする。

バスステーションまで徒歩10分。道を間違えながら到着。バスタまでの道のりで歩道橋があったけど横面はガッツリメッシュフェンスで日本よりも安全なつくり。普通海外の方が危険だろ。

夜歩いたらたぶん狩られる
その先にバス村

搭乗場所を確認して、バスタ内で村野とモニタ(モーニングタコス)探し。古森はいらないらしい。早朝だけど空いてる店を見つける。言語は当然伝わらないけど、ボディランゲージで持ち帰りを要望し、勘でビリヤニとかいう材料を選択。どんな味かは知らない。

黄T

搭乗。予約した席番号が存在しなくておどついてると、イタリア人おばあちゃんが助けてくれる。席場所を係員に聞いてくれた。おばあちゃんは英語スペ語イタリア語を扱う三刀流、イタリアのゾロだった。
車内タコスかます。タコスにサルサ全がけしたせいでばちからい。口が燃えてるけど、この辛さのおかげで元気出てくる。やっぱ朝はタコスに限るね。

車内モニタテロ

村野のお腹がダメージを受け、食べて直ぐにトイレに駆け込んでいた。嬉しい。
バスの乗り心地は最高。リクライニングもくっそ倒せて、足置きもある貴族椅子。座っている様はガキ猿王族。足を開き、スマホをいじりながら民衆に指示を出すいやーなタイプの長。
ここからグアナファトまで5時間かかる。旅行は移動。村野と1時間半くらい話し倒す。今回島田が来ていたらクルー内でブレインが2となり争いが生まれてしまうことと、そうなればきっと雑魚2人に構ってくれなくなることに気づいた。ブレインは雑魚を捌くことで活力を得て前に進む。その一役を俺ら2人が担っているということだ。持ちつ持たれつ。誇りを持っていきたい。
窓の外を見ると山の斜面に家が立ち並んでいる景色が広がっている。古森に目を配るとその景色に気づかずスマホをいじっている。スマホ世界に入り込み、リアル世界の大切なことを見逃す現代人の風刺画がそこにはあった。

『テクノロジーと現代人の貧しさ』

外のド田舎の景色を見ながら、スピ入り。
俺は欲にまみれている。目に映る何もない場所で生きている人たちは当たり前にそこに暮らしていて、きっとそこではこうしなきゃいけないなんでことは無いのだろうなと。欲の幅が狭い分自由だけど、安定してる暮らしではないのは確か。逆に日本のサラリーマンは基本的にレールを沿っていれば安定を得られるが、ここの人たちのように逞しく自由に生きているという感じではない。日本の方が良いのか悪いのかと聞かれると、きっと良いんだろうが。少し考えちゃうよね。

突き抜けるような青

しばらく寝て目を開けると更なる田舎世界。サボテンむっちゃ生えててメキシコ。道中、村野の夢だったサンミゲルデアジェンデを横目に過ぎ去る。ここは今回の旅程的に行けなくなってしまった。彼はそこまで気にしていなさそうだったけど、真相は如何に。

グアナファト着弾。即Uberを手配して宿に向かう。宿の場所はピピラの丘から1番近い家らしく、一等地。清掃の関係でチェックイン前に宿に荷物置けないとのことなので大荷物を持ちながら観光。

とりあえずピピラの丘へ。カラフルな街並みが一面に広がる。名前の通り山の麓の丘に広がる昔ながらの建物群。かなりの絶景。

パノラマどーん

露店じいのチュロス食べる。砂糖まみれでうま。

雑な美味さ

また後で来るから一秒映えしてミイラ博物館へ。距離があるのでUber。街に降りると遠目で見るよりも街並みは綺麗。よりカラフルを感じられた。

ドライバー気効かせて停車photo

ミイラ博物館。チケット待ちの並びがとんでもない。ほぼ欧米、欧州の人々。目の前には高校生らしき集団がいる。明らかにこの集団のボス、カースト最上位のヨーロッパ女を直ぐに見つけるカーストの土台を支える隠者。途中カースト中位女が俺らに話しかけてきて自撮りに入れられる。村野が言うには中位の方が諸悪の根源だそう。勉強になった。
入場。ミイラは想像以上に人間味がある形をしていて想像より衝撃的。表情は全員断末魔をみたような顔で苦しそう。

絶対苦しみながらミイラになったでしょ

手のひらくらいの赤ちゃんミイラをみて普通にかわいそうと思った。あと髪の毛とかちん毛が残ってるのは驚き。そしてこれらは100体以上いるらしく、めっちゃ多い。古森は気持ち悪いと言い放ち写真0枚、村野長谷川は爆写&自撮りはしゃぎ猿。最後の方に宿儺の指があり少しアガるけど、解説がないと同じミイラが続くだけなので後半は若干流し見で終。最後に棺桶写真スポットでインキャピースで、村野はキャリーバッグ持ちミイラという現代verのミイラになりパシャリ。

宿儺

グアナファトは乾燥してるからミイラになったらしい。この乾燥具合だから納得。
出る。宿へのUber待ちが15分くらい発生したのでお土産屋散策。村野がちょっとやばそうな店で手作りと思われる青いアイスキャンディーを購入。海外で気をつけなければいけないのは氷。水道水で作られてる可能性があるから。つまり、さっさと腹壊せってこと。

チェックイン。グアナファトの街が一望できる宿で絶景。

ピピラ部門金賞の宿

荷物を置き観光本格開始。日差しビリリ。とりあえずすぐ隣にあるピピラに再度行って堪能。
続いて歩いて街中に繰り出す。丘というだけあって階段で降り続ける。

帰りしんどい確

至る道路に風情があり、古いながらもカラフルさがある。街並みが砂っぽい感じもまた味。

久しぶりに坂ダッシュしたい

最初にグアナファト名産品のセルビン焼きの店へ。陶器は色が塗られている訳では無く、ボツボツした模様でクオリティ高め。店員いわくハンドメイドらしい。とりあえず程よい大きさの湯呑みを購入。村野もコップ買ってた。海外旅行に行くと脳死で陶器を集めてしまう病。

店違うけどこんな感じ

街歩き。事前にプロットしていた行きたいスポットを回る。

街の雰囲気はのんびり、良い

古森の夢、地下道。1分で終わり。
昼飯カフェ、Santo Café。石みたいに硬いパンに挟まれたBBQ風味のチキンサンドとレモネードを注文。

でっかサンド
爽やかレモネ

この暑さ、乾燥でこのレモネードは飛べる。飯もボリューミー。美味すぎた。さらに、村野が残したオムレツを食べて腹パンツミニダ。てか、2日目にして何も考えず生野菜サラダもりもり食ってて笑う。まあいけるっしょ、気持ちっしょ。

フアレス劇場。ローマって感じ。テルマエロマエみたいで迫力あり。劇場の前では話一つで銭を稼ぐエンターテイナーとその観衆。いいね。

劇場の前で芸を観る観衆

横の小道で村野オレンジミニ頭骸骨購入。10ペソ値切り成功して40ペソで買ってた。
街中にはブロッコリーヘッドの木。枝と葉っぱが綺麗にカットされていて、それが広範囲に広がり日除けになっている。どういう樹種なのか気になる。普通にすごい。

造形美

路上花売りでお花を買う母と娘。素敵。

素敵な光景

チル公園。バーディさん(鳥さん)が水浴びしている自然空間。街の中の憩いの場って感じ。
リメンバーミー感(この時はまだ観れていない)のある路上。建物同士をカラフルな旗が繋がれている。明るい雰囲気で気持ちも明るくなる。素敵。両翼がある写真スポットがあったので、村野とセラフィム写真を撮り合う。

カラフル

有名な教会、Basílica Colegiata de Nuestra Señora de Guanajuato。中は精巧な造りのキリスト教会。

毎度どうやって作ったんだろって思う

さっきよりもよりリメンバーミー感のある通りを見つける。

映画そのまんま

その近くに口づけの小道。ここもリメンバーミーのカラフル旗が建物を繋いでいていい感じ。小道ではみんなチューしてた。愛が溢れていた。ラブだね。

この空間、愛溢れすぎ

真っ黄色Tシャツ若父ちゃんとその家族としれっと撮影。盗撮。いいね。

黄渋滞

イダルゴ市場。アジア味深い感じで飲食店やらお土産屋がぎちぎちに詰まっているカオスな感じ。噛まれたら即死犬とすれ違いながらぐるりと一周。メキシコの大国旗をバックに360°カメラだパシャリ。

この中にハエ2兆匹はいる

路上にある露店花屋。村野、メキシコでサボテンが買う。笑った。値切り失敗。

街並みはローマ味があり既視感は否めない。大人になると初めての感動が少なくなりわくわくが薄くなると言うがそれを少し実感。俺は新たな刺激を探し続けるよ。まあそんなことを言いつつ、街を歩いていると色々なものに出会えて楽しすぎたよね。

行きたかったところはすべて制覇。暑さもあり疲れたのでカフェチル。ここで村野サーチが光る。Menta y Mango Tea Houseというお店。お茶にこだわりがあり、英語しかわからないと言うと口頭でメニューの説明を丁寧にしてくれた。ホスピタリティー満載。アイスチャイティーを頼んだけどかなり美味い。村野のティーも古森のゴールデンミルクも美味い。
村野が買った植物を調べてみると、サボテンでは無く、しかもマダガスカル産ということが発覚し大笑い。しかもこれから幾度も訪れる空港の検問を通らないとお別れになることにも気づく。健闘を祈るしかない。居心地の良さもありついに革命のファンファーレがなる(うんちが出る)。ありがたい。良い店すぎて日本から通うことにした。もっと繁盛してほしい。

左から偽サボ、チャイティ、
ゴールデンミルク、ティー

外に出ると結構暗め。夕焼けピピラを逃す。しゃーなし。マーフィーさん(マフィア)ちっくな爆音車が通りを通過している。腹はあまり減ってないけどとりあえず夜飯。Puerquitos Anónimosというハンバーガー屋らしいけど、もちろんタコス。問答無用。適当に選んだ店で車の爆音を聴きながら2タコ。スパイシーなパサパサチキン。普通にうまかった。

パサ肉タコス

宿まで激坂、激階段を登り20時過ぎに帰宅。ぜえぜえ言いながら宿に着く。街を一望。夜のグアナファトは明かりがポツポツと光っており雰囲気よし。明日のUberを手配する時間まで決めて眠る。

函館かな

今回の宿はダブルベッドと別部屋の1人ソファしかない。じゃんけんしようとすると古森が即答でソファを選んでいてびっくらぽん。宿の予約の時から1人1ベッドの拘りをみせていたが、信念は強い。ここに関してはダブルベッドがいいので平和的解決。風呂ジャンケン。ムーちゃん儚く散る。明日は3時起き。体力おばけの俺らにとってはノープロブレム。

こんなに乾燥した場所は初めてな気がする。だけど天気も良く、街歩きも楽しかった。
くちびるパキパキパキスタンになってしまうグアナファト、これにて終。

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