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メキシコ&キューバにsalud!🇲🇽🇨🇺DAY4


〜マヤ文明よりイグアナさん〜

4/29

朝3時起き。むくりと体を起こす。外は真っ暗、宿からの景色は寝る前と何ら変わらず、光が灯って綺麗。この時間なのでUber招集に30分くらい取られるも計算通り。宿出発。人1人いないピピラの丘は静寂に包まれている。猿たちがこの街から去りますよ。

無人ピピラ

グアナファト空港。モニタを入れようとするも店がない。こんなにも需要があるのに。他の朝飯を買おうとするも、どこもプアーメンには厳しい価格。君たち俺らを舐めんじゃないよ。結果コンビニ飯。マフィンを買って朝飯にする。待機中に村野がマチュピチュ行けば良かったと言う話をしだす。俺は行きたくて提案したけど却下した男が1人いる。it's you。それもこれも今のところこころ震えていないから。きっとここからメキシコ、キューバで心震える体験ができるさ。飛行機は4時間くらい。フルで寝る。

9:30カンクン着。カンクンはUberが規制されていることは調べていたため、トゥルム行きのバスを予約済み。ピックアップ。10人乗りのマルシュルートカ的なタクシーを貸し切り。道中は幹線道路が続き、海もみえず景色はおもろくない。腕っぷしドライバーのおかげで30分巻きで11:30にカンクンにつく。あざ。荷物置きは既に予約済みで、その付近を到着としていたので完璧。やれてるハワイアン宿の荷物置き場にぶち込む。

やれすぎ宿

ここで泊まりたかったという夢物語を話しながら昼飯を探す。

村野サーチの海鮮露店、El picudito。

やっとnotタコス

今のところタコスばかりなので海を入れる。ガーリックシュリンプが売りだそう。重さ単位の注文で0.5キロか1キロかで古森が1キロでファイナルアンサー。恐ろしい量のシュリンプがフライパンの上で躍っていて笑う。

エビの舞い

冷静に1人300gはやばすぎ。今まで見たことないエビの量。味はガーリックが効いていて、別がけの絡辛み黒ソースが食欲をそそる。ライムをかけるとサッパリもしちゃう。うますぎ。

致死量

ガーリックライス、大量の謎のしょっぱ小豆スープも付いてきた。だれももう俺良いや(細井風)、とは言わず。もりもり食べて胃袋を海老で満たす。古森戦犯確定かと思ったけど、意外とぺろりだった。小豆スープは断念。

そこから現地のミニバス的な乗り物、コレクティーボに乗ってセノーテ、ドスオホスへ。見た目はまるでマルシュルートカ。1人30ペソで海岸往復できるのは安い。大量に道路を走っているので手を上げれば止まってくれるスタイルで、これもマルシュルートカと同じスタイル。中は乗客でぎちぎち密着。

ドスオホス着。看板前で自撮りを決める。

どすおほす

日差しが痛いのでグラサン着。俺らはサングラスは2メーン(万)、古森は雑魚メングラス。セノーテまでは数キロあるので50ペソで送ってもらう。セノーテ前の受付はミニチュアおじさん。英語喋れて、フレンドリー。ドスオホスは2つの目があるらしく、地表では2つのセノーテがあり、地下の水中で繋がっているらしい。最初eye1に行く。鍾乳洞のようになっているタイプ。淡水でかなり透明で小魚が沢山いた。地下洞窟は真っ暗闇。近づいたけど吸い込まれそうで怖い。同じく村野も怖がっていた。鍾乳洞は凄かったけど、ただのドス無しオホス。そこまで感動せず。後冷たすぎ。eye2がドスオホスであることを期待。というかそうでないと来た意味がなくなるので許さない。
eye2。1と違って、ほぼ一周回れるサークルタイプ。日陰故に冷たすぎ。俺だけ凍えて3分くらいであがり日向ぼっこ。
ここでイグアナさんと出会う。恒温動物ではなくなってしまった俺と同種なので親近感がある。親近感もありかわいい。村野が積極的なアプローチを施すも後一歩のところで振られていた。

第一イグアナ発見

ドスオホスは総じて透明度が高く綺麗だった。心震えるまでは行かず。村野が写真を撮っていたけど、肉眼よりも綺麗だった。

目1
目2

1時間半くらい滞在して15時前にあがる。ロッカーで着替えをとる。着替え場所を聞くと20m先のトイレだそう。その距離にめんどくさく感じ、ちん出し着替えをかます。

トゥルム遺跡へ。コレクティーボを一回乗り自分のものとした俺ら。高速道路並みの幹線道路の脇に立ち、片手を晴天の空に突き刺し拾う。

現地人

トゥルムルイと言うと伝わり乗り込む。この車は行きよりも圧倒的に綺麗で、空いてて快適だった。

トゥルム遺跡付近に着。道中タクシーやらガイドの営業を何なくスルー。骸骨の像と写真を撮ったりして入口に着くもチケットが必要らしくひき返す。

これが何個も並ぶ

売り場で1人外国男がチケット売り場を聞いてきたのでここだよ、と教えてあげる。チケットを買うと入場は15:30までと言われ、現在の時刻を見ると15:25。ぎりぎりすぎて笑った。ドスオホスがぼちぼちだったおかげで早く切り上げられて間に合ったからオホスに感謝。ペットボトル持ち込み禁止でがぶ飲み。こもちゃんに関してはデカいやつ買ってたので約1リットルごくり。
入場口から遺跡までは距離があり歩く。後ろからさっきの1人観光男がずんずん歩きでジャップを抜き去る。あまりの速さに笑うしかなかった。途中北欧レディにおそらくチケットの買い方を聞かれるも、誰も聞き取れずそーりー。遺跡エリアへの入場と遺跡の入場のチケットが別れているらしい基礎情報があった俺らは、再度チケット売り場をみつけてしっかり購入。90ペソ。遠くにある遺跡入口に達したレディたちがチケットないから追い返されているのが見える。そーりーめーん。てか、入口らしきところから遺跡の入口までで謎に約500円取られるの意味わからんな。

トゥルム遺跡。地球の歩き方を忘れたことに気づく。反省。最初に地下世界、中間世界、天の世界の3つの領域を表したマヤ文明の世界観そのものと言われるフレスコ画の神殿へ。鉄骨で修復されていてちょい萎え。少年が神殿前のイグアナさんに石投げてた。こいつは将来いじめっ子になると確信。

危険因子

その後、海沿いのエルカスティージョというメインの神殿へ。カリブ海を拝む。海は藻と波が強いことで砂を巻き上げていて汚い。ちょい萎え。

写真でみると結構よい

歩いているとイグアナさんがいっぱいいる。アゲ。遺跡内を全て周りながら一周し、最後にエルカスティージョと海をバッグに集合写真を撮り遺跡は制覇。出口に向かうまでにイグアナさんがいたので、360度カメラでイグアナインタビューを試みる。静かに攻めたけどバレて逃走された。失敗。

少し歩くとまたイグアナ。今回は長老イグアナさん。バレながらもインタビュー成功で3人とも高揚して声が漏れる。成人男性激きもオッオッオッ。

オッオッオッ

遺跡に入った最初はそんなでもなくねと言っていた。実際、遺跡はぼちぼちだったけどイグアナさんとの触れ合いでなんだかんだ1時間以上滞在し、帰る時にはほぼ最後の観光客だった。
帰りに行きで気になっていたお土産屋さんに行こうとするも閉まっている。魔女ガイコツ(人型の服を着ている女性全身骸骨のこと)のお店も閉まっていて、こもちゃんしょんぼり。最終日まで魔女ガイコツというワードはで続けるし、コモちゃんは最高の魔女ガイコツを求め続ける。

コレクティーボを拾いコストコ風の大型商業施設、Selecto Chedraui Tulumへ。テキーラチョコ、チップス、マヤビールを買う。こもちゃん悩みまくり、選ぶのおっそい。

でっけえ

その後、露店タコス屋、La Coqueta Tulumへ。幹線沿いだったので排気ガスやばそうだと思ったけど、意外とそうでもなかった。カンクン故に値段はしっかり高い。ポークタコスと海鮮セビーチェ。タコスはちょいパサだけど美味しい。サルサがあればもっとよかった。セビーチェはアボカドとタコ、エビやらが入っていて味付けがうまい。お酒も飲む。なんか甘いものを飲みたい気分だったので無難にピニャコラーダを飲む。村野、古森はテキーラ割のカクテル、マルガリータを飲んでいたけど味はアルコールが鋭く微妙だった。エビ1キロ事変のせいで海鮮には後ろ向きだったけど、セビーチェは蒸しエビだったし味も美味しかった。1人4000円。死んではいない。

ぷちっと豪遊

21時にトゥルムの荷物置き場出発なので時間潰し。気候は昼と比べて涼しくて過ごしやすい。魔女ガイコツ探しも兼ねてお土産通り。中々みつけられなかったメキシコのステッカーと出会う。いつも通り村野が金額を気にせずに購入するも、800円。シールに払う値段じゃねえ。フィレンツェの時から大幅にベストを更新して腹から笑った。
特にすることも無くなったので少し早いがハワイアン宿へ。昼はハワイアンな女性だったが、今回は若め男が対応してくれた。日本人か聞かれて答えるとNARUTOの話をしてくる。よく見ると彼はイタチのTシャツを来ている。俺も大好きな漫画なので、NARUTOトークに花が咲いた。やっぱこのホテルに泊まりたかったな、と安宿を頭の片隅に置きながら願望をぼやく3人。泊まれないことを腹いせに、この快適宿で思う存分ファンファーレを鳴らしてやった。

21時に予約していたタクシーが来る。ここから一つの事件に発展する。ドライバーはスキンヘッドコワモテおっちゃん。3人がかりで戦っても軽く殺られるくらいのがたい。予約時のプランではタクシーの送り先は空港になっていたため、日本にいる時にホテルまで送ることはできないかメールで交渉したけど無理とのことだったのでそのつもりでいた。だけど、一応ドライバーに聞いてみると俺らはビジネスでやってるんだ的なことで突然スイッチが入り、怒り始める。おまけに聞き取りづらい英語だから意思疎通が出来ない。疲れているのもあって怠いので空港までで良いよ、と伝えて眠りにつく。目が覚めると、突然おっちゃんが話しかけてきて、ホテルまで行くよとのこと。話し方と空気感的に確実に金を取られることを確信。これは直感。いくらか聞くもまじで聞き取れなくて、60ドルなのか80ドルなのかとかほざいてる。既に空港からは大きく逸れて、空港に戻れとも言えない位置にいるので半ば諦めで従う。こいつのホテル近くの事務所みたいなところに連れて行かれる。またごちゃごちゃ言ってるが、50ドルと言われる。じゃあ払うから直接宿まで送れとか、価格交渉したけど、面白いくらいに意思疎通が出来ないので支払う。敗戦。宿まで15分の距離だったので歩く。

今日の宿はかなり危険と読んでいる。なぜならこの世界有数のリゾート地カンクンで一泊2000だから。普通にバグってる。
宿に近づくにつれて道の雰囲気が怖くなる。人もほとんどいないし、やばそうな奴も1人みる。村野のキャリーケースの音が街に響き渡り、屋内に飼われている犬が吠えまくる。殺伐という言葉がぴったり。オワリを確信。
到着。入口から香るヤバ宿の匂い。貧民故に幾千もの海外安宿に泊まってきた俺らならすぐに分かった。
チェックイン中に村野がレビューを軽く調べるとシロアリ、ゴキブリがいる星1レビューがあったそうな。楽しいね。動物さんたち大集合だわいわい、と歌いながら。シロアリさんやダニーロ(ダニさん)に挨拶をする。岡崎体育。一瞬でキッチン台に蟻3匹を見つけて笑った。古森セレクトの宿なのでベッドは3つ。じゃんけん負けで村野が蟻に1番近いベッドに決まる。俺は勝ったので1番遠いところ。必然。風呂も古森、俺、村野の順。ちなみにネタバレするとこの旅行で村野は風呂じゃんけん全敗する。風呂の地面はえぐいほど汚い。古森は素足で入ったというが流石にサンダルシャワー。一応土足で入ったことを村野に伝えるも、そんなことわざわざ言わなくても気にしないと言われる。汚人殿堂入りは言うことが違う。かっけえ。

The more, the better

お土産に買った村野のビール瓶をコインで開けてあげようとするも失敗。中指の皮膚が抉れる。俺も買っていたので宿の人に瓶開けあるか聞きに行くと、穴あけパンチの裏を器用に使って開けてくれた。いい奴。寝支度をしながら、古森がセノーテで収めた俺の奇跡写真を見つけ大爆笑。

奇跡の一枚



カンクンはじめじめしていて暑い。気候はまるで日本の夏の様子。グアナファトも暑かったけどカラカラだったので、同じ国でこんなに違うんだということを体感できた。面白い。ただ、カンクンはプアーメンにとってはきちい。

よく見ると窓ガラスが思いっきり割れてる。最高だね。
動物さんが沢山いて賑やかな宿で、明日を楽しみに眠りにつく。

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