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摘読(つまんどく)日記_01

あいかわらず、「積読」からの、つまみよみ・「摘読(つまんどく)」の日々です。

小説や人文系、ビジネス系はあまりつまみよみには向いていない気がします。

その点、競馬本や、最近にわかにはまっている野球本は、つまみよみがしやすいです。

多くの本が、雑誌などに連載されたものを書籍化しているので、ひとつひとつ話が区切られていて、読みやすいのだと思います。(前に読んだ内容を忘れていても大きな問題にはならない)。


山口瞳「草競馬流浪記」文庫版(1987年出版)


山口瞳「草競馬流浪記」

これは結構定期的に読み返します。

最近読んだ、「天才騎手」という本に笠松競馬場や中津競馬場のことが出てきて、この、山口瞳さんの旅打ち本を思い出し、読み返しています。

中津競馬編を読んだら、なんと昭和58年のミスターシービーが勝つダービーを見ずに中津(大分)の方に行って競馬している。すごい。

笠松競馬場のお祭りのような雰囲気の描写にもワクワクさせられます。

この本については、また改めて紹介したいです。



「摘読山」には、同じ山口瞳さんの「昭和プロ野球徹底観戦記」も。

これも面白い。ON全盛の時期の巨人キャンプを見学し、ペナントの行方を占う、みたいな内容。「近頃の野球はつまらなくなった。」と書いています。

私も「プロ野球は見なくなった。」なんて言ってますが、結局、昔見たプロ野球に対しては”純粋”で”憧れ”の気持ちが強く、どうしても今のプロ野球に対して冷めてしまうのかもしれない、と思ったりしながら読んでいます。


他に、山本一生「書斎の競馬学」。この本で紹介される作家の作品が読みたくなったりして、また読みたい本が増えていきそうです。。

装蹄師・西内荘「ガラリ一変!」。半分ぐらい読み進めてます。競走馬の装蹄のプロが書いた本で、マニアックではありつつ、わかりやすく書かれていて、読み終わったらこれも紹介したいです。

あとは、別冊宝島の、「競馬名勝負読本3」
この別冊宝島のシリーズは、ずっと昔にかなり揃えて持っていたのですが、引っ越しなどのタイミングで処分してしまい、最近またぽつぽつと書い直して読んでいます。
自分は90年代前半以前の競馬はリアルタイムで知らないのですが、この別冊宝島シリーズのおかげで、昔の名馬はもちろん、個性派の馬たちについても知ることができました。(フレッシュボイスとか、ダスゲニーとか…)


とりとめない記事になってしまったので、最後にソダシの写真を載せます。


2021年5月オークス


フェブラリーステークスには出るのかな?
出たら盛り上がりますね。

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