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物語に「説明」はどこまで必要なのか。

めずらしく、一日に二つ目の投稿を。

今日、息子と図書館に行ったのですが、子供コーナーでふと目に止まった本がこちら。


思わずページを繰って、秦始皇帝のあたりをパラパラ・・。

そう、神漫画「キングダム」の時代のあたり。

私は歴史に詳しくないので、キングダムの世界で、この先誰がいつ死ぬか、どの国がいつ滅ぶとか、あまり知らずに楽しめていたのですが・・ついつい読んでしまいました。

以下、ネタバレ注意…。

最初に滅ぼすのは韓なのか…


蒙恬はじめとした蒙一家は史実でも漫画でも重要な立ち回り。
そして、王翦は史実では信よりも重要人物なんだな…



「キングダム」は大きな節目は史実に基づきストーリーが展開されますが、史実で語られていない部分は大胆に発想・創作されており、それも人気の大きな要因だそうです。


最近、連載の方ではいよいよ人気のヒール・桓騎かんきが最期を迎えそう。

ヤクルト高津監督「絶対大丈夫」
を思い出してしまうのは私だけ?


桓騎は、これまで幾度となく誰もが驚く戦術を繰り出し実績を重ねてきたものの、今回ばかりは史実的にも敗軍の将となることは確定の模様。


キングダム。
史実として秦の中華統一が為されることはわかっているのに、これだけ惹き込まれてしまうのは、見事なストーリーテリングとキャラ設定、作画の迫力の為せる技とは思いつつ、ちょっと説明の多さは気になります。

最近の、桓騎のバックグラウンドのくだりなどは、かえって物語をつまらなくしているような…。

なぜあそこまでの凶暴性を持つようになったのか、読者への説明のために必要、という意図だとは思うのですが…。個人的には、何から何まで説明は不要な気も。

つまらなくしているは言い過ぎだとしたら、少し冗長になっていないか…。


というのも、この先まだまだ物語は長そうなので、あまりディテールを仔細に描いていたらひょっとして完結しないのでは?と心配がよぎってしまいました。

なんのことはない、大ファンなので最後まで見届けたい。

なので、サクサクいけるところはサクサクいってほしい、という、身勝手なファン心理でした…😅

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