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競馬場をうろうろ、15000歩。〜「ニッポン競馬新探検」拾い読み中。

先週、競馬場に行ってきました。

今日は歩いたな〜という実感があり、スマホで歩数を確認したら「15000歩」でした。

昔、作家の山口瞳さんが、競馬場ではとにかく歩き回るので「健康に良い」と書かれていましたが、実際のところ、どうなのか。

今、こちらの本を拾い読みしています。

文庫版・昭和60年発行


いわゆる「旅打ち(旅行しながらギャンブルすること)」本で、日本各地の競馬場を巡り、馬券がどうだった、儲けて地方の銘酒を楽しんだ、お金がなくなって駅弁を食べながらしょんぼり帰った、などなど楽しいエピソードが盛り沢山。

これ系の本を読むと、中々実現できないものの、旅打ちに行きたくなります。

新潟のスナックで競馬好きの女の子に出会い、明日競馬一緒に行こうよ、とナンパしたら、「私今、パチンコにハマってるから、明日はパチンコ一日やるからダメなの。」と断られる話は面白かった。

そして充実しているのが競馬場でのグルメ話で、各地の競馬場のグルメ事情が詳しく書かれていて興味深い。

筆者の岩川隆さんのホームグラウンドの東京や中山に対しては厳しめの意見で、札幌や新潟の競馬場で売られている弁当をほめています。

競馬場で食べまくり、帰ったら3kgも太っていた、という話もありました。

結局、食べたらその分動かないと、太るわけですね。

確かに、私も先週はたくさん歩いたとはいえ、油っこいコロッケそばを食べてしまい、あんまり身が軽くなった感じはしなかったです。

パドックからすぐの梅屋さん。


ただ、広い広い東京競馬場の中を、自分でも呆れるぐらい、パドックからスタンドを抜けてコース、さらに東の端にある競馬博物館まで、よく歩きました。

この「歴代年度代表馬展」は良かったです。

あと2、3回は行きたいと思ってます。


そういえば、ジョッキーは開催のある日は何歩ぐらい歩くのだろう。などとどうでもいいことも考えてしまいました。

意外と歩数は少ないかも。
走るのは馬だから。。


競馬で健康になるのかどうかはわかりません。

やせるかどうかでいうと、結局カロリーのプラスマイナス次第ですね。

ただ、とんでもない負け方でもしない限りは、精神的にはかなりリフレッシュ効果がありますね〜。

大きなレースはなかったのですが、来年のダービーに向けて早くも新馬戦も始まっています。

※トップ画像は、福永厩舎からデビューした、ダノンブランニュー号(戸崎騎手)。

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