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ネコパンチ会心の一撃とオルフェショック。〜競馬歴_2012

自分の競馬歴を思い出して綴ってみるシリーズ、今晩は2012年を振り返ってみます。

以下の前回記事でも書いたのですが、2011年途中から、仕事の都合で香港に移住しました。


競馬ファンにとって住みよい街。

香港は競馬もあるし、B級グルメのメッカというところも自分にとってはポイントが高くて。

ナイター開催メインのハッピーバレー競馬場。小さめの作り。


コースが観客席に近く、迫力がある。


煲仔飯(ご飯の上にさまざまな具をのせて土鍋で炊き込んだもの)


生煎。(これは香港というより上海料理かも。)


香港は、湿度が高いのだけはイヤでしたが、おおむね楽しい生活でした。

前にも書きましたが、街のあちこちに場外馬券売り場があり、自分が住んでいたマンションから最寄りの売り場まで、徒歩で3〜4分で行けたので便利でした。

場外馬券売り場はこんな感じの外観(青い壁の部分)。


あと、競馬ファンとして香港でかなり嬉しいのが、日本を含む海外レースの馬券発売の頻度がけっこう高めなこと。
日本のG1はたしかほとんど買うことができ、アメリカのケンタッキーダービーやイギリスやフランスのダービーも馬券を発売していたように記憶しています。


ネコパンチで会心の一撃。

さて。この年の馬券生活はというと、主戦場は家からトラムという路面電車で行けたハッピーバレー競馬場でした。

トラムの窓から撮影した、ハッピーバレー競馬場のスタンド。


香港にあるもうひとつのシャティン競馬場はちょっと郊外にあり、雰囲気はわりと日本の競馬場に近いと自分は感じていました。

ハッピーバレーと比べかなり広々。


香港競馬をメインで楽しみながらも、日本の競馬にもPATで参戦。
この年いちばんのヒットは、日経賞のネコパンチの単勝万馬券!

江田照男騎手、インタビューで「にゃ〜!」


たしか、2着3着がウインバリアシオン、ルーラーシップという実力馬。いまだに、どうしてネコパンチを買えたのかは謎です。(勝ちに不思議の勝ちありby野村克也監督)。

ルーラーシップといえば、日経賞の次走、香港に遠征。見事に国際G1であるクイーンエリザベスカップに勝利。

鞍上はイタリア人、リスポリ。
「こいつすげ〜よ。」のポーズが印象的。


日本の競馬は、基本的にはPAT参戦の一年。

自分の競馬メモを読み返しても、3月のオーシャンステークス(勝ち馬ワンカラット)、スプリングステークス(グランデッツァ)の日しか競馬場には参戦していませんでした。

そういえば、スプリングステークスと同日の阪神大賞典のオルフェーヴル逸走に、中山競馬場のスタンドも大いに盛り上がってたなぁ。。笑。


オルフェショック。痛恨の一撃を喰らった。


そのオルフェーヴルが、10月の凱旋門賞に挑戦。
フランスで行われる、日本競馬関係者、競馬ファン悲願の伝統ある国際レース。
オルフェーヴルは、前年のクラシック三冠+有馬記念勝ち、この年の宝塚記念も勝ってG1勝利を5つまで積み上げており、争覇圏内に十分あると見られていました。

もちろん、香港でも馬券を発売していました。
こちらは、香港の場外馬券売り場で手に入れた凱旋門賞特集の冊子。

オルフェーヴルは、中国語で「黄金巨匠」。


結果は有名過ぎる、最後の直線、完全に後続を突き放し、ついに日本の悲願成就!と観る者に思わせてからの、まさかの逆転負け。

残り20m、いや10m?ぐらいからの逆転負けに、自分は本当に力が抜けてしまいました、、

負かされたソレミアという馬の鞍上が、しょっちゅう日本競馬に乗りに来ていたペリエだったというのも何とも皮肉に感じたものでした。(いや、正直に言うと、「ペリエ〜。勝たせてよ。。」と思ったものでした。)


思い出の香港馬たち。

香港競馬、好きになった香港の馬たちについても書きたかったのですが、ちょっと長くなってしまったので、改めて別記事を作りたいと思います。
実は、アイコンに使っているぬいぐるみの馬は、香港の馬でカリフォルニアメモリーといいます。

2011,12の香港カップを連覇したカリフォルニアメモリー。


そういえば、現役の香港最強馬・ゴールデンシックスティの安田記念参戦が噂されているようで、楽しみですね。。



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