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Number最新号を手に取って考えたこと。

表紙はソダシ。

今日発売のNumber1037号。

競馬特集号はだいたい買っており、昔のものも結構持っている。

表紙はソダシで、「おっ」と思ったのは、意外と馬だけがNumberの表紙になることは少なく、バックナンバーを調べても、以前にはトップの左の写真の6号と、738号しかない。

6号は1980年発売、なんと41年前。表紙を飾ったのはこの年のダービー馬であるオペックホース

738号は2009年発売で、表紙はウオッカだった。

バックナンバーは以下のページで確認できる。


表紙を飾るのは武豊が断トツに多く、あとはその時代に活躍した馬と主戦騎手のコンビが飾ることが多い。(古くは田原成貴とトウカイテイオー、最近では福永祐一とコントレイルなど。)

意外にも、近年でいうならアーモンドアイ、少し前ならオルフェーブル、そして“近代日本競馬の結晶”・ディープインパクトも、馬単独ではNumberの表紙を飾っていない。

それだけ、ソダシやウオッカにはスター性というか、競馬ファン以外の、Numberを購読するようなスポーツファンにも訴えかける魅力があるのだろう。


表紙がオペックホース、について。

それでは、同様にオペックホースもスターホースなのかというと、リアルタイムで知っている馬ではないが、決してそうとは言えないだろう。

デビュー9戦目でダービーを勝ち、それが4勝目。通算成績は41戦4勝。つまり、ダービー以降は32連敗。競争生活の晩年は障害レースへの参戦も検討されたほど、不振を極めた。


なぜオペックホースが表紙を飾ったのか?

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思うに、この頃はまだ競馬についての世間の認知度が低く、競馬とはダービーを頂点とするスポーツである、という基本的な構造をスポーツファン(=Numberの読者層)に理解してもらうために、「ダービー特集」を組み、日本のダービーと、アメリカのケンタッキー・ダービーを二大コンテンツとして制作したのだと思う。

それで、この年のダービー馬であるオペックホースが表紙を飾ったのかな、と、そんなことを思った。


やっぱり豊は絵になる。

それにしても、武豊が表紙を飾った回数が目立って多い。
単独表紙以外に、馬とのコンビでの表紙も多い。(キタサンブラック、ディープインパクト、クロフネなど。)

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年々、父親の武邦彦さんに似てきたと思うが、昔のインタビューで本人は「親父に顔が似ていると言われると不愉快になる。」とまで言っていたけど、、(笑)


先日、大横綱・白鵬がついに引退したが、武豊にはまだまだ頑張って欲しい。

80年代末から現役なので、80年代、90年代、2000年代、2010年代、2020年代とずっと一線級にいるのかと思うと、すでに途方もない領域に立っていると思うが、、

先日の凱旋門賞後にも、「来年も来たい、勝ちたい。」とインタビューに答えていたのを記事で読み、改めてすごい人だと思った。


とりとめのない記事にまたなってしまった。

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ソダシ表紙の1037号、中身も面白い。
馬と人のつながり、人と人のつながり、馬自身の血統のドラマなどなど、随所に”つながり”を感じるコンテンツが多く、特に藤沢和雄調教師とグランアレグリアの記事(執筆は愛読している東スポの、藤井記者。)がよかった。

天皇賞秋は、コントレイル派だったが、グランアレグリアにしようかな、、今から迷う。。

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