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港区男子改造計画 4

港区男子に折角結婚したら育児を存分に楽しんで貰うために、奥様に離婚をされて可愛い子供に会えなくなる前に、家事と育児のスキルを子供が生まれる前につけてもらうためのノウハウをシェアしています。

鍋、フライパン

料理の話の前に、やはり洗い物。
食洗機で落ちないのがフライパンの焦げ付き。
手段が目的化して、道具を揃えたがるのが男の悪いところ。
でも家事も育児も楽しまないと自分から動けないし、動かない。

男の習性
1)うんちくや雑学が好き
2)原理や仕組みが好き
3)カッコいいものが好き
4)集めたがる
5)自分の段階的スキルアップに囚われる

私も15年ほど前にかっこよくて一目惚れで買ったカルファロンのテフロン加工

https://www.calphalon.com

海外物は家庭用でも30cm以上の大型フライパンが有るのがいい。
でもテフロン加工も最初は良いのだが、そのうち焦げ付き始める。
そもそも空焚きなど熱しすぎるとダメに成るし、金属のフライ返しが使えない。

そこで5年ほど前にセラミックのグリーンパンを買ってみた

32cmの業務用大型フライパンもあるので良かった。
これも最近だんだん焦げ付き始める

いろいろな物を試したが、最終的におすすめは、全面多層構造です。
底だけだとダメ、全面じゃないと境目が焦げつく。
3層よりも5層、7層、9層が良いのですが重くなります。
30センチ以上の大きな物は3層、ふつうのは5層ぐらいが奥様に文句を言われない重さだと思います。
最近はカルファロンも3層とか売り始めているようですがお勧めは

宮崎製作所か

ビタクラフト

焦げ付きにくいSUS304を内側に、間にアルミニウムを挟みIH対応で外側をSUS430にするのが基本です。
IH使わないなら、外側もより焦げ付かないSUS304の製品がいいです。
あとは間のアルミニウムを種類が違う物を使って複層にします。
理由は横方向の熱伝導性を上げて、縦方向の熱伝導性を下げるためです。
均一に全面から熱を伝えますので実は火の通りも早くなります。
縦方向の厚みは2〜3mm程度ですが火が当たっていないところまでは遠いところでは50mmになります。
つまり縦方向の熱伝導性を横に対して1/20ぐらいにすれば完璧です。
熱伝導率((100℃)W/m・K)
SUS304 16.3
SUS430 25.6
アルミ 200前後(合金の種類による)
専門外なので接合面の熱伝導率は分かりませんが、アルミ層がステンレスの1.5倍ぐらいの厚みがあれば均一化できそうですね。
余談ですが、全ての層の金属が違うと熱膨張率が違うのでバイメタルのように変形しそうですが使っていても変形しません。 この辺がノウハウがいっぱいあるんでしょうね。

我が家では10年以上前に、このカタログの3層構造の33cmのパエリアパンを買って素晴らしかったので、結婚式の引出物にまで出しました。 参加者には「今どきこんな重い引出物出す人はいない」と言われて不評でしたが。

パエリアは男の料理には最適です、是非覚えましょう。

https://ameblo.jp/natumomo1205/entry-12692138864.html

3層なので焦げついても水に浸しておいくと綺麗に取れるので便利です。
それでもダメな時は金属のフライ返しで削って研磨剤で磨いています。

フライパンで大きいのは宮崎製作所では作ってないのでビタクラフトの32cmがあります

またビタクラフトには角形のこんあのもあります。

アクアパッツァとかに最適です。

食器は大型食洗機があれば問題ありませんが、鍋の焦げ付きが仕事を増やします。
なので、火の周りも早くて料理が早くできる、そして焦げ付きも簡単に落とせる全面多層構造がお勧めです。

結婚前の男性は独身のうちに使える調理器具を買い進めておきましょう。
家族が増えると作る量が増えるので大きい鍋やフライパンにしておくのがお勧めです。

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