楽しいことを考えろ
この普通とも言える言葉に出会ったのは、映画『PAN』の普通じゃない一場面。
まだ自分が飛べるとも知らない、孤児院から奴隷として連れてきたピーターパンを崖から落とすという処刑の際に、悪の親玉黒ひげが言い放ったセリフだ。
「楽しいことを考えろ。」
いや無理だろ。
楽しいことなんて考えられるワケがない状況。
無茶言うなよと思ったけれど、なんと落とされたピーターパンは、この絶体絶命すぎる状況でも地面ギリギリで楽しいことを考え、実は妖精の血を引く者だったからそこで覚醒して初めて飛べました。みたいな話だったと思う。
その後のストーリーは、覚えているようないないようななんだけど、このセリフだけは強烈に私の中に残った。
楽しいことを考えろ。
身も心も軽くなるような?
心が弾んで体さえ浮いてくるような。
そしたら飛べるのかも…
いや、、物理的にではなく。
窪塚的なことではなく。
あれから随分時間は経っているけれど、ことあるごとに思い出す。
そしてたびたびそれに救われる。
楽しいことを考えろ。
なんなら周りにも楽しいことを分けろ。
私、それ出来るんじゃないかって。
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