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鳥居(光文社新書)

鳥居一本で一冊の新書になっている。まずは神社の地図記号などからシンボルとしての鳥居にアプローチ。天皇の葬儀で設置された鳥居から立ち小便禁止の記号としての鳥居まで。そして鳥居のさまざまな分類。もっともこれは一点ものといえるマイナーなものまでひとつの型にしていていたずらに種別を増やしている感。三本鳥居なんて知らなかった。写真とともに図にも起こしている。
そして大きいもの小さいもの海中のものに海外のもの、噴火で埋まったものなどこれまたさまざまな事例。
さらに鳥と柱に注目して古事記などを掘り起こす。このパート神様の名前を初出はルビつきながら二回目以降は容赦なくルビなしでいちいち覚えていないのでなかなかに読みづらい。

確かに鳥居についての一冊だった。


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