セサミストリートの会社が残念なことに採用してしまったFCの映像

　あの、幼児向け番組で有名なセサミストリートが、あの、自閉症のキャラクターを登場させたことでも有名なセサミストリートの会社が、公式動画で採用してしまったFCの映像があります。

　下記動画の1分5秒から2分6秒までがその映像です。（2016年の動画）

　動画の設定から再生速度を0.75～0.5倍にしてみると、ボードがファシリテーター（介助者）によって縦や横、そして奥と手前に動かされているのが分かりやすいかもしれません。

　たぶんこれは、あらかじめ文章を用意して練習した上で撮られた映像ではないかと思うのですが（ぶっつけ本番でやる意味もないでしょうし）、それでも最後の方（imaginationのあたり）は指し方がちょっと怪しくなっているように見えます。お子さんの集中力が切れているような……。

　FCの映像は、知らずに見ればインパクトがありますし、あまり話せない自閉症者から「簡単に」言葉が引き出せてしまうので、こういった動画集にとっては良い素材になってしまうのでしょう。

　我々の目はいつも節穴なのです。たとえプロでさえ。