超短縮まとめ6：天畠氏は天畠氏の論文の内容を理解せずに天畠氏の論文を引用したのか
毎日新聞Webサイトの「政治プレミア」に掲載された、天畠議員の寄稿に関するツイートの抜粋です。
【"俺の遅さに" "障がい者運動" -"毎日新聞"】でグーグル検索すると、天畠大輔氏によって書かれた2020年掲載の論文が検索結果に表示される。しかし論文内の記述と下記記事（天畠議員による寄稿）には食い違いが見られる。→続く https://t.co/vPqykYylAh
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 論文内では次のように書かれている。引用『(前略)障がい者運動を牽引した澤田は「(中略)俺の遅さにつきあえ」とばかりに，介護者による先読みを断固として拒否する．』 引用元（https://t.co/S7kJZIS2zZ）※PDFファイル →
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ この「澤田」とは、かつて「兵庫青い芝の会」の会長を務めていた澤田隆司氏（故人）のことである。先述の論文の文章を注意深く読むと分かるのだが、これは澤田氏本人の言葉ではない。あくまで「～とばかりに」行動していたという意味だ。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ さて、毎日新聞・政治プレミアに掲載された天畠大輔議員の寄稿ではどう書かれているだろうか。引用『障がい者運動をけん引してきた発話困難な重度身体障がい者の言葉に、「俺の遅さにつきあえ」という言葉がある。』引用元（https://t.co/E1YnkWlxA9）→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 奇妙なことに、「障がい者運動を牽引」した人物の発言でなかったものが、あたかも本人の発言であるかのように変化してしまっている。論文の著者と寄稿の引用者が別々の人物であるならまだしも、これはどちらも「天畠大輔」氏が書いたものだ。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 論文の受付日は「2019/04/30」であるから、まだ4年も経っていない。そもそも当該論文のタイトルは『「発話困難な重度身体障がい者」における介護思想の検討―兵庫青い芝の会会長澤田隆司に焦点をあてて―』であり、主題が澤田氏なのだ。※参考（https://t.co/tPLt5FmG9j）→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 天畠大輔氏は今現在も、研究者時代も、自身のコミュニケーション方法である「あ、か、さ、た、な話法」を使うに際して、時間の短縮のために介助者による「先読み」を活用している。対して澤田氏は「先読みを断固として拒否する」という姿勢であったわけだ。※参考（https://t.co/IWN6lSGJbk）→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 実は天畠氏による先述の論文の内容は、この澤田氏の実際の生活を詳しく取材し、実は澤田氏も介助者による「先読み」を許容する一面があったことを明らかにするというものなのである。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ したがって、俺の遅さにつきあえと言わんばかりの澤田氏の言動…を、それが必ずしも事実ではなかった…と主張したはずの天畠氏が「健常者に合わせなければならないのか」（寄稿記事タイトルより https://t.co/E1YnkW3WIB）との主張に際して持ち出すのは、あまりにチグハグである。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 澤田氏の姿勢を「俺の遅さにつきあえ」と表現した文章の出典は天畠氏の論文であると考えるのが自然であるから、毎日新聞への寄稿を天畠氏が書いたのだとすれば、天畠氏は天畠氏の論文の内容を理解せずに天畠氏の論文を引用したとしか考えられない。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ …いったい「天畠大輔」氏の文章は誰が書いているのだろうか。また（寄稿記事に名前は出ていないとはいえ）澤田氏という故人にまつわる事実誤認という問題にはならないのだろうか。→
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
→ 可能であれば天畠大輔議員（@skyfarm1229）および毎日新聞社（@mainichi @seijipremier @mainichi_shakai @mainichijpnews）より説明をたまわりたい。【以上】
— ベル邸 (@berutei) December 12, 2022
以上です。