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アーカイブ動画「オンラインセミナー 脳卒中片麻痺者の起居動作(寝返り・起き上がり・立ち上がり・床に降りる・階段昇降)の問題とその対処」 


内容:ZOOMを用いた4時間のオンラインセミナーのアーカイブ動画になります。三部に分けてアップロードしてあります。

講師:伊藤克浩(ボバース国際上級インストラクター/活動分析研究会顧問/日本理学療法士協会「理学療法ガイドライン第二版」脳卒中作成班元班長
料金:3,000円

※セミナーは2022年2月27日(日)に開催されたもの。

要旨:脳卒中片麻痺をお持ちの方の起居動作において、たとえその起居動作そのものができるようになったとしても、努力を要したり麻痺側の上肢が連合反応で硬くなってしまったりと、麻痺してない半側がありながら介入に難しさを感じている療法士の方も多いと思います。ましてや階段昇降や、床に降りる、床から立ち上がるといった動作は怖さもあって過緊張状態に陥りやすい動作とも言えるでしょう。

 起居動作は体幹が両側性に効率よく使える必要があり、良いほうの手足で突っ張ったり手すりを引き込んでしまったりすることは、むしろ体幹の協調性を崩していると言えるかもしれませんし、神経生理学的には半球間抑制理論からすると「非麻痺側を努力的に過剰、そして粗雑に用いることは麻痺側の回復を阻害する」と考えることもできるかもしれません。

 そして起居動作は頭部が上下動することが多いので「高低差の知覚」といった生態心理学的考察も必要となります。例えば実際より遠くに見えている地面に手を伸ばすことには過緊張状態がつきまとうのです。

 セミナーでは体幹を含めた姿勢コントロールの基礎知識から各動作の構成要素と起きやすい問題を解説、生態心理学的問題(こつと言われる部分)についても触れました。また、実際の症例への介入動画を通してその対処について解説しています。

※動画には一部「べるさんの17Live無料配信」で使った動画や「べるさんのボバースチャンネル」で用いた動画が含まれています。

お問い合わせはpt@yamanashireha.jpまでお願いいたします。

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