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筋肉の収縮と弛緩

みなさん!
突然ですが、筋肉がどうやって動いているか知っていますか?

とても簡単に、言うと筋肉の中に、ミオシンとアクチンという、2種類の筋フィラメントが交互に並んでおり、それらがスライドすることにより動いています!

ここから詳しい話をします。ゆっくり丁寧に、書いていくので、付いてきてや〜笑

①ATPの分解

まず、ミオシンの構造ですが、ミオシンは二つのゴルフクラブのシャフト(棒の部分)が、絡み合ったような構造をしています。そして、そのヘッド(球を打つ部分)にATPがくっつきます。ATPとは、人間のエネルギー源であり、人間がどんな運動にするにせよ、動いていないにせよ絶対に必要なものです。(今度ATPについても、記事を書いてみようと思います。)ミオシンのヘッドの部分には、ATPを分解する酵素があり、その酵素により、ATPが、ADPとP(リン酸)に分解され、ミオシンのヘッド部分にエネルギーが与えられます。この時分解された、ADPとP(リン酸)は、ミオシンのヘッドの部分にくっついたままです。

②架橋が形成される

アクチンの構造は、二本の紐のような形をしている、トロポミオシンが螺旋状に絡み合っていて、その紐にそって丸いアクチンがぶわぁーーーーとついています。そして紐が緩まないように、トロポニンと呼ばれるタンパク質が、固定しています。①の後、ミオシンのヘッドの部分が、ニョキニョキっとアクチンの結合部位の方に動いてリン酸を放出しながら結合し、橋を架けると書いて架橋を形成します。

③パワーストロークの発生

②後、ミオシンのヘッドは回転しながら、アクチンの巻き込むようにして、ゴルフクラブの中心に近づいていきます。これをパワーストロークと言います。この状態は、ちからこぶを作った時の中の状態です。つまり、パワーストロークにより、筋肉が収縮します。

④ATPの結合と解離

③が終了しても、ミオシンのヘッドは、アクチンにくっついたままです。新たなATPがミオシンのヘッド部分に結合すると、ヘッドはアクチンから離れます。これが筋肉が弛緩した状態です。

以上が、筋肉が動いている仕組みになります。

図がないので、意味不明だったかもしれませんが、これでも細かい部分はかなり、省略しているので、この記事がきっかけでさらに、人体に興味を持ってもらえると幸いです。



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