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生徒会室の秘めごと

生徒会室は校舎の3階のはずれにある。
中等部、高等部合同の春の歓迎会の打ち合わせも終わり、生徒会室に残っている生徒は全員帰っていった。
愛莉は、最終の確認に歓迎会の手順の確認に目を通している。
扉がゆっくりと開いて声がかかった。
「会長、歓迎会での園長挨拶をお願いしてきました。」
「まだ、会長じゃないわよ。」愛莉はそう言って笑った。
「でも、次期会長だもん。」
そう言って部屋に入ってきたのは、愛莉のお気に入りの莉依。
多分、全員帰った頃を見計らってやってくるところが、あざとくて可愛いって思う。
「莉依、ありがとう。」
愛莉はそう言って、席を立って莉依に近づく。
身構える仕草が可愛いって思う。
学園の制服はキャメルカラーのジャケットに、ブルーのチェックプリーツが巷では可愛いと評判で、この制服目当てで入学してくる女子もいる。
学園は中高一貫校で、制服は中等部も高等部も同じデザイン。違うのはスカートと同じデザインカラーのネクタイが高等部、中等部がリボンタイ。
莉依の瞳を見据えたまま、愛莉は莉依の胸元のリボンを両手で整える。
「少し曲がっているわよ。身だしなみが乱れると、心も乱れるわ。」
莉依かコクリと頷く。
中等部のリボンが幼い感じで可愛いと思うし、莉依には似合っていると愛莉は思っていた。
可愛いと思える瞬間は、その感情のまま行動してしまう。
リボンを整えた右手で、引かれた顎に手を添える。
「莉依💕お手伝い、ありがとうね。」
愛莉は莉依にゆっくりと顔を近づける。
莉依が目を閉じたのを確認すると、そっと唇を重ねた。
「うっ…う」漏れる吐息が愛しい。
愛莉はその吐息が心地良かった。
そっと、愛莉の舌を莉依の唇を割って入のれていく。
莉依の歯茎を舌先で突いた。
「はぅ。」
その瞬間、莉依は愛莉の舌に応えるように舌先を差し出す。
じゅる…
莉依の絡む唾液を愛莉は味わった。
別の生き物のようにクネクネと莉依の舌が動き回る。
舌先が絡み合う感触が、愛莉の理性を狂わしていく。
時には愛莉の口腔を刺激する莉依の舌先。
それすらも美味しいと感じた。
どちらともなく、呼吸が荒くなり深呼吸する為に一瞬離れる唇。
ぷふぁ…
離れた瞬間、糸を引く。
「うふふ…莉依って、キス上手になったね💕。」
「だってぇ…ドキドキするんだもの」
「最初はガチガチだったのに…」
「そんなこと言わないで…もっとぉ💕」
莉依が、ねだる様に愛莉の方に身体を寄せてくる。
再び、重ねる唇。
愛莉はそっと莉依の胸に手を添えた。
ジャケットの上からでも莉依の膨らみを感じることは出来る。
重ねた唇と莉依の舌先を味わいながら、そっとキャメルカラーのジャケット合わせに手を差し入れ、ボタンを片手で外していく。
ブラウスのボタンも同時に2つ外すと、莉依のサックスブルーのブラが覗いた。
愛莉はブラのカップに沿うように手をあてる。
「あん♡」
重なる唇からこぼれる莉依の声。
「可愛い鳴き声ね」
耳に息を吹きかけるように、小声で囁いてみた。
「そんな…」
「もっと、鳴かしてあげる。」
そう言いながら、愛莉はカップの隙間から手を差し入れ、莉依の突起に触れた。
ビクンと一瞬莉依が跳ねたと思う。
愛莉の手で反応してくれるのが嬉しかった。
指先で軽く突起の上で円を描く。
「あうぅ…」
人差し指と中指で摘まんでみると、隆起した突起は硬くなっていた。
「こんなに、硬くなって…」
わざと、言葉に出しながら莉依の反応を確かめる。
真っ赤になっている顔が可愛いと思った。
その顔を確認すると、莉依をデスクの方に押し倒すように横にする。
呼吸が早い莉依の胸が上下に動いていた。
ブラのカップを上にずらす。
「あっ💕」
こぼれるように飛び出した莉依の胸。
隆起した突起はサクランボの実の様に美味しそうに見えた。
デスクに仰向けに寝かした莉依のサクランボをそっと口に含む。
「んんっ…あぅ💕」
口に含みながら、愛莉の舌先で円を描くように莉依のサクランボを味わった。
そのまま無意識に、莉依のチェックのプリーツスカートをそっとたくし上げていく。
太腿が露になったところで、莉依の太腿に手を添えた。
莉依のサクランボを咥えながら、太腿の内側を撫でていく。
「あぁぁ…うぅ…」一度に両方の刺激を受けながら、莉依が身体をくねらせる。
そのたびにプリーツスカートが乱れ、ブラとお揃いのブルーのショーツが見えた。
誰もいなくなった、生徒会室。
校舎内で愛莉の自由に使える空間は、誰にも邪魔をされることは無い。
3階のはずれにあるこの部屋は、職員室からも離れているし、少々の声を出しても中で何をしているのか扉を開けなければバレることも無い。
高校3年の一年間は、愛莉にとって充実した学園生活、いえ、学園性活を過ごせそうな予感がした。
「愛莉先輩。帰ろぉ」
そんな声と同時に生徒会室に入ってきたのは、瑠菜だった。
今まさしく、莉依の蜜を掬い上げようかと思っていたタイミングでやってきた瑠菜。
愛莉は、おもわず、莉依と顔を見合わした。
(部屋に入るとき、鍵かけなかったの?)眉を動かし、無言で莉依にそんな意味の表場をしてみた。
(ごめんなさい…)そういう意味なのだろうか、ペロリと一瞬舌を出す莉依。
悪戯心なのだろうか、悪びれた風でもない莉位は憎めなかった。
胸元を露にしながらチェックのプリーツスカートはたくし上げられ、サックスブルーのショーツまで覗かしている莉依と、それを相手している愛莉。
言い訳なんかできる状態じゃなかった。
「えっ、えっ…愛莉先輩…何?何してるの?」
パニック状態だとは思ったけれど、その場を逃げ出すようなことをしない瑠菜。
どちらかといえば、二人をじっと瑠菜は見ていた。

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