見出し画像

子どもへの言葉

息子くんが久しぶりにリコーダーを持って帰ってきて、「アチャパチャノチャ」という曲を吹いてくれた。

数ヶ月ぶりに聴いたら、ずいぶん上手になっていて、タンギングも運指も上達していたし、ピーーーー!と変な高音を出してしまうこともなくなっていた。

その上達っぷりに驚いて、「すごーい!上手になったね!タンギングも指使いもできてるし、変な音も出なくなったね!」と拍手で褒めたら嬉しかったようで、「もう一回やる」と。

でも、途中で笑っちゃって、最後まで吹けない。

何が面白いのかと思ったら、

「嬉しくて、、、😆」

そうか。母の褒め言葉がそんなに嬉しかったのか。

私としては何気無く言った一言だけど、子どもにはとても刺さっていたんだ、とハッとする。

親の言葉は、良くも悪くも子どもの気持ちにこんなにも大きく影響するんだ。

前にも感じたことがあった。
子どもたちの作文に時々出てきた「お母さんに〜と言われたのがうれしくて、」とか、「お母さんが教えてくれた〜」とか。
当の本人は、あれ、そんなこと言ったっけな?あの言葉がそんなに印象に残っていたんだな。くらいの感覚なんだけど、些細なおしゃべりを子どもはしっかり捉えている。

思わず、自分の子どもに対する言動を振り返る。

イラッとして乱暴にぶつけた言葉はなかったか。
もっと言葉にして伝えた方がいいことはなかったか。

言葉掛け一つで、子どもの気持ちはきっとだいぶ違うものになるのだろう。
自分の言葉にもっと意識的でいたいなと考えさせられた出来事でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?