【No.7】超雑談力

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雑談で人との関係をよりよくしたいと思っていたところ、アマゾンのベストセラーにあったので、購入。

雑談に困った場面があればこの本を読めば大体解決できるんじゃないかというほど、実用的に仕上がっている。

超雑談力を読む目的


・目上の人や後輩との雑談をスムーズにし、会話を楽しめるようにする

学んだこと、気づき


雑談は普通の会話と違う。
→雑談とは、微妙な間柄の人と、適当に会話しながら、なんとなく仲良くなる会話のこと。つまり、友達のように近い距離でも、遠すぎる人でもない距離感の人。僕で言えば、同じサークルの個人的なかかわりが少ない人だ。

雑談の目的は「人間関係の構築」
→会話を通じて、互いの警戒心を解き、円滑な関係にシフトするのが目的

雑談は人間関係の入り口。があくまで入口にすぎない。雑談はあくまで雑談。雑談相手は家族でも恋人でもない。ディープに付き合う必要はない。


◯人に興味を持てないのは当たり前。それは知らない人だから。少しづつ相手の事を知るたびに興味が持てるようになる。その相手との関係を円滑にするのが雑談なのだ。


雑談の基本の7ルール


1.雑談の心構え
  ×頑張って面白い話をしない。
  〇ただの会話のラリーを続ける。

  雑談は人間関係を構築することが目的。だから結論やオチは不要。要するに、結局も、話が終わるのでやらない方がいい。ビジネスの結論ファーストは雑談には適さない。

2.話の中身
  ×情報交換をする
  〇気持ちをやり取りする

  会話にも「仲良くなりやすい会話」と「なりにくい会話」がある
  →情報交換では心の距離は縮まらない。なぜなら、人は気持ちを見せ合う事で仲良くなれる生き物だから。会話の中身は、気持ちの共有を意識する。


3.雑談のきっかけ
  ×時事ネタやニュースを話す
  〇エピソードや経験談を話す「体験したこと+感じた気持ち」

  時事ネタやニュースは、気持ちや感情を話しにくいから。距離が縮まらない。
  ×「昨日の台風ひどかったらしいですよね。」「そうらしいですよね。大変ですよね。」「・・・」
  〇「昨日の台風風がすごくて、全然寝れなかったんですよ」「えー、それは大変ですね」「家の壁がみしみしと音を立てて、まだローンが32年も残ってるのに壁が剥がれるんじゃないかって思いながらヒヤヒヤしていました。」「うちも防災グッズを買いそろえましたよ。がらっと意識も変わりますよね。」


4.話しの聞き方
  ×否定してアドバイス
  〇肯定して共感する

  雑談では、多少相手の話が間違っていようと、意見に違いがあろうと、目をつむって話を続けるのが正解。(雑談の目的は良好な関係を築くことだから)

5.効果的なリアクション
  ×質問やあいづちで話しを引き出す
  〇大きなリアクションで一緒に楽しむ

  聞き上手になろうと思わなくていい。そういう気づかいが苦手意識を生むから。気楽に行こう。雑談はどちらかが一方を楽しませようとするものじゃない。楽しませることができない原因はあなただけじゃないのだから。

6.沈黙の対処法
  ×会話が途切れたら「別の話題」を探す
  〇会話が途切れたら「自分に近い話題」に引き戻す

  ニュースや時事ネタなど、自分とは遠い話をするから話すことが尽きるし、沈黙が続く。沈黙が来たら、自分の近いエピソードを話せばいい。

  
7. 雑談の切り上げ方
  ×いつまでも話を続ける
  〇程よいところで切り上げる
  今までの雑談ルールの逆をして、徐々にシフトダウンしていく。
  スムーズな雑談の終わらせ方。

 むしろ、もう少し話たかったのに、、で終わらせた方がいいような気がする。


初対面編


・こんにちは!と話しかけると明るい雰囲気になる。初めての人は自分の名前も何度も名乗る。「こんにちは!権瓶です」
→自分から名乗ると、相手も名乗ってくれるので、相手の名前も確認できる。

・名前を聞いた後は、名前の由来を聞く。人に歴史あり、名前に由来あり。

・×趣味は何?〇最近はハマっていることは?
趣味は何かと聞かれると、どのくらいのことが趣味といえるのか?と考えさせてしまうから。はまっていることの方が答えやすい。

・×共通の知人の話。お互いのことは話ていないから会話のキーワードから、相手や自分の話にシフトしていくことが大事。あくまで、お互いの気持ちを近づけることが目的である。

・×お互いの知っている話、〇知らないことを教えてもらう。
雑談において、共通点を探すことより、知らないことを素直に聞くだけで話しが盛り上がる。

過去、現在、未来で話を展開する。
過去:「昔からお好きなんですか?」「いつ始めたんですか?」
現在:「今でもよくするんですか?」「最近は何がおすすめですか?」
未来:「次に狙ってる場所とかあるんですか?」

・共通の話題では、how about youを意識。「あ、私もです!+それで、それで?」と相手に主導権を渡すこと。(相手の話題を取らないという事)

・いい悪いではなく、好き嫌いの話をする。

・自己開示のフレーズ
私も良く~なんですよ。そういう事ってないですか?
最近~だなって思うんですよ。そう思いません?

・無理に陽キャにならなくていい。単に社交のコツを実践する。
→エレベーターの同乗者に何階ですか?と聞く等、どうでもいい相手にどうでもいい言葉を発していくうちに会話を続けるコツがつかめる。


知人/飲み会編

・雑談は話を続けることが大事。だから解決しようとしなくていい。とにかく楽しく話せ。

序盤は、最近どう?は×。仕事、順調?、先週末は何してた?が〇
→具体的で相手が答えやすい質問を。リズムを作るため。

聞き方
 ・雑談ではWhyは×。Howで聞こう。
 →なぜ?と聞くと考えさせてしまう。このなぜ?を使いすぎると、聞かれた方は疲れてしまうのでやめよう。代わりに、「どう(How)?」と状況や気持ちを訪ねる。

 ・解決しようとしない。気持ちに共感する
 ・相手が熱心に打ち込んでいるジャンルについて話たそうにした場合。
  →×こだわり、〇習慣「特別なことされてますか?」
   「普段していること、取り組んでいること」

話し方(話は具体的に、固有名詞を使うとイメージしやすい。)
・褒め方=気づき+いいね
ex)そのイヤリング最近よくつけているよね。似合ってるね!

・盛り上がる話方。
→とにかくほめる。「いいですね。」「素敵ですね」「かっこいいですね」「すごい」

・「全然オチのない話なんだけどさ、、、」「関係ない話なんだけどさ、、」「超どうでもいいんだけどさ、」で安心感を与えよう。

・ネタバレ技法→相手にどんな話をするのか先に伝えることで安心感を
「うちの高校にいたちょいと変わった先生の話なんだけどさ、、」

・褒められた場合、「ありがとう+一言」が無敵。
「歌うまいですね。」「ありがとう!高校時代毎日のようにカラオケ通ってたんで(笑)」


人に興味が持てないのではない。人と接っし関係が深まってくると興味が持てるようになる。その関係を深める手段が雑談である。

ネクストアクション

まずは雑談の基本のルールを頭に叩き込む。
・話のきっかけは、→体験したこと+感じた気持ち
・話の中身は気持ちのやり取り
・沈黙が来たら、自分に近い話題にもっていく。(エピソードや体験談)

雑談で詰まったらこの記事で確認する。


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