「マイクロテーパリング(超微量ずつの減薬)がうまくいきました」
2019年7月6日 サクセスストーリーカテゴリーより
「忙しくてなかなかこのベンゾバディに来れませんでした。わたしはサクセスストーリーなんて無いと思う、なぜならこれは全員に起きること、当たり前のことだからです。
ベンゾバディに投稿したことは今までありませんでしたが、いつも読んでました。このベンゾバディでマイクロテーパリングについて学ぶことができ、ほんとうに感謝です。
一番大変なときわたしは段落のない長い文章を読むのが辛かったのを覚えています。なので、なるべく段落を多く使って簡単に説明します。
わたしは二人の子供を持つ母です。40代です。クロナゼパム1mg(リボトリール・ランドセン)を処方され、約5年間処方された通りに毎日服用しました。薬を飲み続けるのがいやで、主治医にやめたいと言ったところ、4週間の減薬期間で安全にやめることができる、と告げられました。主治医がいう通りにして断薬し、その後1週間までは元気でした。しかしその後人生が崩落しました。
突然の耳鳴り。
妊娠6ヶ月の大きさまでに膨満した腹部。
ボートの上にいるような浮遊感で歩けない。
すべてがぼやけ、光が痛い。
布が触れると痛い。
音が痛い。
自分の体から離れてしまったような感覚…鏡に映った自分の顔がわからない。
子供たちを愛そうとするものの、つながりを感じることができない。
色々なものが偽物でプラスチックに見える。
身体の中で激しい振動がする。手が震え、手足が急にガクガクする。
そして、本当に悪いことが始まりました…。
私が今まで経験したことのない激しい人工的な不安。心臓がドキドキして少しでも動くと死んでしまいそう。
肌を全部剥いてしまいたいという気持ち。体から逃げたかった。私はじっとしていることができませんでした。それは絶対的な精神的および肉体的拷問でした。
自分の人生を終わらせたいという内なる欲求ありましたが死にたくありませんでした。何かが私にそれをするように促すのです。世界で最も恐ろしい気持ちでした。数週間前は普通のお母さんだったんです!
このような状態が4週間続き、その後5mgの液体バリウム(ジアゼパム、セルシン)で回復し安定しました。 バリウムを投与されて、私の症状はすべて止まりました。この時すでに、私はベンゾバディで仲間を見つけ、私に何が起こっているのかを知ることができていました。その後、液体タイトレーションでゆっくりとテーパリングを始めましたが、それでも自分が何をしているのか理解していませんでした。
たぶん大きすぎる減薬をしたのだと思います。1か月後すべてがバラバラになりました。以前のすべての症状が再発し、戻さずにステイしたために安定しませんでした。そこで5mgに戻し、3ヶ月間そのままにしました。それでも安定できませんでした。その間、私はマイクロテーパーについて学びました。数学を理解するのはとても大変でした。
マイクロテーパリングで非常に少量ずつ減薬を再開してから11日後、わずかな改善に気づきました。ゆっくりゆっくり気分が良くなり始めました。マイクロテーパーに入って3か月後には息子をロックコンサートに連れて行くことができました。それはとても大変でしたがなんとかやりました。運転はまだ無理でしたし、人工的な不安感はまだそこそこありましたが、さほど強くはありませんでした。
マイクロテーパリングが進むにつれて離脱症状はゆっくりと消えていきました。
バリウム5mgを漸減するのに2年かかりました。2年目にはマイクロテーパリングを進めながら日々の生活はできるようになっていました。軽微な症状は依然とあり、無理をしないよう細心の注意を払わなければなりませんでしたが、恐怖感はなくなりました。
可能な限り最小用量にまで減らしていってから断薬しました。その後は特に何も悪い症状は起きずに4か月になります。まだ残る症状は耳鳴りとブレインフォグで、ホルモン分泌もまだ混乱しているようです。
わたしが行った方法:
液体バリウム1mg/1ml(または5mg / 5ml)を使用。必ず5mg/1mlではないことを確認してください。
1mlのバリウムを99mlの水で希釈します。
1日あたり0.01mgずつ減薬しました。(1mgのバリウムを減らすのに100日、5mgのバリウムを減らすのに500日かかりました)
初日はこの希釈液から1mlを取り除きます。
翌日は希釈液から2mlを取り除きます。
翌々日は希釈液から3mlを取り除きます。
1度に1mlずつ。当時の私の脳にとっては理にかなっています。
また、1日3回に分けて服用。最終的には4回に分けての投与に切り替えました。これは血中濃度を保つために非常に重要でした。
毎日同じ時間に服用しました。
空腹時に服用するようにしました。食事の前後30分はあけて。
MSG(味の素)とアブラナ科野菜を避けました(アブラナ科野菜は体からバリウムをより速く排出してしまいます)
アルコールを避け、コーヒーは1日1杯。
マイクロテーパリングの最初のうちはどんどん減薬が進みました。2~4日ステイすることがあるだけ。挫折も多かったけど、マイクロテーパリングを知る前に経験した恐ろしい離脱症状はふたたびやってきませんでした。
なによりも必要なのは忍耐でした。
もっと早く減薬したいという衝動に対抗しなければなりませんでした。
もっと早く減薬することは神をも恐れない行為だと、受け入れなければなりませんでした。本当に大変でしたが、それを受け入れれば物事は簡単になりました。
あなたが今いる場所は永遠ではないことを知ってください。 私は他の人がマイクロテーパーを始めるのを手伝い、彼らの症状が改善するのを実際に見てきました。 マイクロテーパリングは最も苦痛の少ない唯一の方法です。 そして、十分にスローな減薬をし、断薬直後も注意を払えばあなたを襲う離脱症状はありません。
Diaz-pamsの古い投稿を検索してマイクロテーパリングを調べて下さい。Crash Bandicootsのサクセスストーリーを読んでください。Valley Umもまたマイクロテーパリングで成功したひとりです。
必ずできます。わたしはやり遂げました。
~推薦情報~
おひねりお願いします。離脱症状で体調がつらい日々を過ごしながら、何百時間かけて翻訳してきました。100円でいいです(^^)/