ビットコインETF導入で税金のメリットは?
金融市場では投資商品として、株式、為替、先物、ETF......など様々な投資商品がありますが、中でも今「ビットコインETF」がSECによって承認されるのか注目を浴びています。
なぜ、これほどまでビットコインETFが注目されているのかというと、ETF承認によって以下のメリットが挙げられます。
①:機関投資家の参入障壁が下がり、市場の流動性が高まる。
②:暗号通貨市場の厚みが増す。
③:現物を保有するのはファンドのため、顧客は取引所に預ける秘密鍵などの管理が必要ない。
そしてもう1つ、ビットコインETFが承認されることによって税金面にもメリットが生じるのではないのかと期待されています。
暗号通貨取引で発生したキャピタルゲインは、【雑所得】に分類され、最大55%の税金がかせられますが、これがETF導入により株式同様の扱いになり雑所得での55%が20.315%になるのではと考えられています。
さらに、税率が55%ではなく、20.315%であれば税金の安さからETF利用者も増え、市場の流動性が向上する構造が生まれるのではないでしょうか。