トップガンマーヴェリックをIMAXで観てきました

自宅から渋谷よりは近いので、二子玉の109シネマで、トップガンマーヴェリックを観てきました。

さすがにほとんどカップルや夫婦で観に来ていましたね。左にいた夫婦はご主人が60歳くらいでした。ちょうどそのあたりの歳の人が前作のトップガンを恋人と一緒に観た世代でしょう。アラ還世代ですね。

その頃と職位が変わっていない、大尉のマーベリック。なんで?とちょっと思ってしまいました。ちょっとくらい出世していて欲しかった。

まあ、彼らしい、といえば彼らしいのですが。そして、やはり、とんでもないことをやって上官とぶつかります。そういうのもあって、上司も腕はいいけど、出世させられなかったのかも知れません。アイスマンのバル・キルマーは大将だったかに出世していて、マーベリックに救いの手を差し伸べます。

しかし、今なら、会社でもスペシャリストとして、いわゆるジェネラリストの管理職以外のルートで出世させるルートもあるところもあります。軍でも抜きん出た腕を持つパイロットをそういう特別な階級で評価してもいいのでは?と感じました。

あまり、ネタバレしても問題なので、あとは、実際にご覧になることをお勧めします。

ただ、映画好きの人達が絶賛していますが、そこまでかな?という感じを私は持ちました。トップガンの衝撃があまりに強すぎたから、そしてそのとき私が観たのは好きな女性と一緒だったこともあり、今回とは状況が違っていましたから、感動もまた違っていたのかも知れません。

そういう意味では、夫婦や恋人、愛人などと見に行くと満足度が上がるかも知れません(笑

IMAXシアターだとすごい迫力ではあります。迫力がありすぎて疲れるほどです。人によっては普通の映画館で観た方が感動しやすいかも。

とはいえ、今回の作戦は奇跡が2つ起こらないと成功しない作戦になっていましたが、戦略的にもっといいオプションもあったのでは?という感じもしました。

ただ、映画のストーリーとしては、非常によくできていたと思います。随所に前作の続きや、伏線が張り巡らされていて、前作を見た人であれば、懐かしく感じる場面も多かったです。

個人的には、感動が若いときの第1作ほどではなかったかな?というのが私の正直な感想です。第1作の頃のトムは文句なく輝いていましたが、今回はちょっとくたびれた印象がありました。59歳ですから当然ですが。そのあたりがちょっと寂しかったです。

それと、IMAXは4Kなので肌の様子も鮮明に見えるので、あまり見えなくてもいいしわやシミまで見えてしまうと、すごい美人のペニー(ジェニファー・コネリー)でも、夢の世界から現実に引き戻されるような興ざめな感じもしました。IMAXの場合、女性の肌はリアル過ぎるよりも、キレイに見えるように補正した方がいいかも。

そういえば、ジェニファー・コネリーは、デビッド・ボウイとの共演で映画「ラビリンス」に出演していましたが、それがトップガンと同じ頃でしたね。あの頃のジェニファー・コネリーは15歳くらいで、白人女性が最も美しい、と言われる年代でした(白人女性は老けやすいらしい)。

私は、「ラビリンス」を観て、世界には、こんな美しい女性がいるんだ、と感動したものです。その頃、先輩から、アメリカ人の女の子は、お人形さんみたいだ、とは聞いていましたが、本当にお人形のように美しかったです。そして、当時はバブルの頃で、ディスコが盛んでした。今回のキャストは、トムやジェニファーの最も輝いていた時期、そして日本が世界一だった時代、からの36年後の世界というのも含めて見ると感慨深いものがあります。

観た直後は、評判ほどでもないかな、とも思いましたが、細かいしかけとかに気づくととても深い配慮がされており、最高傑作と言えるのかも知れません。どう受け取るかは、そのときの観る人の状態にもよるのでしょう。不安、おそれ、怒りや心配事、仕事など全部忘れて映画だけに集中して全力で楽しむのがよいと思います。

「ラビリンス」の映画はfull versionがyoutubeで見れます。英語版ですけど





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