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「ADHDとミニマリズム」実はとても相性がいい!

私は自分がADHDとわかってから、どうやって生きていくかをとても悩みました。
仕事もうまくいかない、私生活もめちゃくちゃ。
なんとかこんな自分でもうまく生きていく方法はないかと考えている時に、出会ったのが「ミニマリズム」です。

ミニマリズムを実践するミニマリストとは?

ミニマリストという言葉が出てきて10年ほどでしょうか。
モノを持たない貧乏暮らしというイメージもあるかもしれません。
しかし、本質は「本当に大事なモノ・コトのためにそれ以外を減らす人」のことを言います。

ミニマリストについて

ミニマリストは自分の軸になるモノ以外は所有しません。
例えば、、、

  • 時間泥棒のテレビ

  • 自分を着飾るためのブランド品

  • 1人暮らしには余分な食器

  • いつかやろうと思って買ったゴルフ用品

こういったモノを取捨選択によって減らし、自分の軸となることに時間とお金を投下するのがミニマリストです。

ミニマリズムは目的ではなく手段

たまにモノを減らすこと自体が「目的」になっているミニマリストがいますが、
本来のミニマリズムは、自分の大切なことを見つけるための「手段」なのです。

なので、減らすモノや残すモノは人それぞれによって当然変わります。

ADHDとミニマリズム

私が思うADHDとミニマリズムの相性についてです。
私は以前、

  • 仕事

  • 私生活・お金

についてADHDと特性が発揮されてしまい、非常に生きにくさを感じていました。

ミニマリズムと出会い、全部ではありませんが、なんとか解決できたことを書いていきます。

ADHDと仕事とミニマリズム

私は大学卒業後、大手企業に就職して経理に配属されました。
ミスの多いADHDにとって、ミスが許されない減点方式の経理は相性が最悪で、どんどん精神が削られていくようになります。

いったん大企業に入ってしまった私は、「もったいない」「なんとかしがみつかなければ」といった気持ちで数年頑張っていましたが、ついに何かが弾け、もぬけの殻になってしまいました。

そんな時に出会ったのが「ミニマリスト」でした。
モノを減らし、自分にかかるコストを減らすことによって、自分の苦手なこと・やりたくないことを仕事にしなくてもよいと考えるようになったのです。

ADHDの方の中で、苦手な仕事で精神を病ませている人は多いのではないでしょうか?
私のようにミニマリズムを実践することで、精神的に病むような仕事から解放されるチャンスが来るかもしれません。

ADHDと私生活・お金とミニマリズム

私は典型的なゴミ屋敷の居住者でした。
モノが溢れかえり、足の踏み場もありません。
仕事でストレスを抱える→モノを購入してストレスを発散しようとする→モノが増えすぎる→片付けるのが億劫になる
といった良くない流れがあったように思います。

引っ越しを機に、所有しているものの9割を捨てたのですが、「あぁ捨てなければよかった・・・」と激しく後悔するようなことは、1つもありませんでした。

私たちは必要以上にモノを持ちすぎているのです。
モノが必要だと思い込んでるので、モノを買うためにコストが上がっていきます。
コストが上がると、所得を増やすために精神を削って働かないといけなくなります。

私たちADHDは逆に考えなければなりません。
ADHDは特に片付けができない人種ですので、モノを減らすことによって、部屋を一定に保つことができるようにする。
モノが必要なくなるから、コストが減る。
コストが減るから所得を無理やり増やさなくて良いのです。

まとめ

ADHDこそモノを捨てましょう。

ADHDの私たちが苦しむ多くの悩みを、ミニマリズムは解決してくれます。

これから数回にわたり、「ADHDとミニマリズム」のテーマで発信していこうと思います。



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