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【衝撃の事実】Youtubeの英語聞き流し/リスニング教材は効果があるのか!?

Hi there!
It's Bennie!

今回は、Youtubeでもおなじみの英語の聞き流し教材は効果があるのか、解説したいと思います。

YouTubeにはすでにアップしていますが、活字でも解説します!

最近ではYoutubeでも「英語」と検索するだけで、多くの聞き流し動画がヒットします。まずは字幕なしで英語での発音を聞いた後、英語と日本語両方の字幕が表示され、間違いなくリスニングができているかを確認できる動画です。

では、これら聞き流し教材は本当に効果があるのか?
疑問に思ったことはありませんか?

結論から言うと、学習の仕方によって効果が出る人と、出ない人がいます!では、なぜ同じ聞き流し教材を使っても違いが出てくるのかを解説していきます。

後半では、より効果的な教材についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください!ちなみに、今回の「効果がある、ない」は「英語が身につくかどうか」を指しています。

◆効果が出ない理由

まずは、効果が出ない学習の仕方からです。
それはズバリ、「聞き流し教材だけで学習している」です!

英語の音声は、ただ聞けば良いというわけではありません。意図してリスニングを行わないと、時間をかけた割には定着しません。
これは英語に限った話ではありません。

難しい講義を、何の知識が無いまま聞いても、頭に残りませんよね?
日本語でもそうなのですから、多国語であれば尚更です。

内容を理解しながら聞いていれば良いのですが、何を言っているかもわからないものをひたすら聞いたところで、それは雑音に過ぎません。これでは、サービスが終了した「スピードラーニング」と同じになってしまいます。

「小さい子供は親が話しかけるだけで理解できるようになっているじゃないか。」
そんな声も聞こえてきそうですが、私達は当たり前のように英語に触れる環境に要るわけでも有りませんし、例え子供と同じように身についたとしても、同レベルの語学力でしかありません。

時間をかけて、身についた語学力は幼い子供と同じ。目指しているのはそこではなく、もっと上のレベルですよね。

聞き流しだけで効果が出るのは、基礎がしっかり出来ていて、ただ聞き流すのではなく、しっかりリスニングが出来ている人だけです。

では、これから基礎を学ぶ人には全く効果が無いのかと言うと、そうではありません!意識や方法を変えるだけで、効果を実感することができます!

◆効果が出る方法

効果が出る方法、それは意図したリスニングを行うことです。
意図したリスニングとは何かというと、文法と単語を学んで意味をしっかり理解できる状態にした上で、意味を理解しながらリスニングを行うということです。

もうこの時点で、「聞き流し」ではなく、しっかりとした「リスニング」を行う必要があるのは、わかりますよね。
同じ教材を使ったとしても、ただ「聞き流す」のか、「リスニングをする」のか、ここで違いが出てきます。

英語には4技能あり、人によって学習する順序は異なりますが、僕がおすすめする順番はこちらです。

「読む」「聞く」「書く」「話す」

こちらの理由については、すでに動画にまとめていますので、こちらを御覧ください。

リスニング、つまり「聞く」ができるようになるには、まずは読める状態にする必要があります。リスニングは人によって発音やスピードが異なり、リーディングに比べて難易度が高くなります。

自分のペースで進めることができ、読み返しができるリーディングでも頭に入ってこないのであれば、リスニングはできないと思って間違いありません。

まずは、リーディングができる、つまり文法と語彙力を身に着けてから、あるいは身につけつつ、学習方法の一つとしてリスニング教材を加えると良いでしょう。

聞いて理解できる。または字幕を読みながら聞けば理解できる、この状態であれば効果があるでしょう!

ただし、一度さらっと流したところで、定着しているかというと、そうではありませんので、そこは注意してください!何度も言いますが、繰り返しの学習が必要ですよ!!!

◆効果的なリスニング教材

ここまでで、「聞き流し」ではなく、「意図したリスニング」をする必要があることが分かったと思います。

では、教材は何でも良いかと言うと、そういうわけではありません。効果的なリスニング教材は、目的に合わせて選ぶ必要があります。

TOEICを学習している人であれば、TOEICの教材についている音声を使う。例文が掲載されている単語帳を使って学習している人であれば、その音声を使う。日常会話を学習したい人であれば、Youtubeのリスニング教材を使っても良いと思います。

ここで注意なのは、いきなり上位の教材を使う必要は無いということです。全くの初心者がいきなりTOEICの教材を使っても、全く理解することができませんし、ゆっくりとした発音が聞き取れない人が、ネイティブの音声を聞いても理解することはできません。自分のレベルにあった教材を選ぶ必要があります。

せっかく自分の時間を使って学習するのですから、効果的な学習を選択したいですよね。

リスニングは、リスニングだけで切り離して考える必要はありません。いつも使っている教材をリスニング教材として使うことにより、繰り返しの学習を効率的に行うことができます。

TOEICの英語を学習しながらリスニング。
単語の暗記をしながらリスニング。

よく使う日常会話に触れながらリスニング。一石二鳥ですよね!

また、もし聞き取れないようであれば、まずは文字を見ながらリスニングを繰り返し行い、「意味理解」ができるようになってから、音声だけでのリスニングを行ってください。

聞いてわからないものは、何度聞いてもわからないままですよ!
焦らず、少しずつステップを進みましょう!

◆まとめ

以上、英語の聞き流し教材の効果について解説しました。
簡単にまとめると、

・聞き流し教材だけで英語を身につけることはできない
・ただし、英語学習の一つとして取り入れる場合は効果がある!

「聞き流し」と「リスニング」は別物です。Youtubeで「リスニング」とタイトルに記載されているものでも、使い方によっては「聞き流し」になってしまいます。

文法と単語を学んで意味をしっかり理解できる状態にした上で、意味を理解しながらリスニングを行うことで効果を発揮します。まずは文法と語彙力を身に着け、ベースを築きながらリスニングを行う必要があります。

リスニングに使う教材は、自分の目的に合わせて選択しましょう。

TOEICの英語を学習しながらリスニング。
単語の暗記をしながらリスニング。
よく使う日常会話に触れながらリスニング。

リスニングだけを切り離して考える必要はありません!
いつもの学習と紐付けて取り入れてみましょう!

いかがだったでしょうか?
リスニングへの認識が変わったのではないでしょうか?

みなさんの学習に、少しでも役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回。
Have a nice day!

Youtubeではアニメを使って、初心者にもわかりやすく英語学習方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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