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【英語学習の罠】出来ない人がやっている、非効率な英語学習法7選!

Hi there!
It's Bennie!

今回は、出来ない人がやっている、非効率な英語学習法7選を紹介します。

YouTubeにはすでにアップしていますが、活字でも解説します!

英語学習の方法はいくつも存在します。

例えば、

・洋ドラに字幕をつけてネイティブの英語になれる学習法
・アプリを使ってスキマ時間に行う学習法
・ひたすら参考書を読み漁り、机に向かう学習法

巷では沢山の最短学習法で溢れていますが、どれも言ってることが異なる、、、。そう感じた経験もあるのではないでしょうか。

多くの学習法がある1つの理由として、人それぞれ求める英語が違うと点があげられます。

・映画が字幕なしで見れるようになりたい、だから映画を教材として使う
・仕事で海外の人とメールでやり取りをする、だからライティングを勉強する
・外国の人と楽しく会話ができるようになりたい、だから英会話カフェに行く

なりたい姿によって、学習方法も異なってきます。そのため、どの手法が正しい、最短である、と一概に決めることは出来ません。

しかし、やってはいけない学習方法というものはあり、それを知ることで非効率な学習を避けることができます。

今回は、そんな非効率な学習方法の解説と、では一体、どのような学習をすれば効率が良いのかを紹介したいと思います。

いつまでも非効率な学習を続けたくはないですよね。であれば、ぜひ最後まで御覧ください。

◆目標を決めずにやる

英語学習をする人の中でも多いのが、特に目標を建てずに英語学習を始めてしまうケースです。

なんとなく必要そうだからと英語学習を始めますが、目標も無いので挫折しやすくなります。勉強を始める前に、まずは目標を設定してしましょう。これは英語に限らず、何を達成するにも必要な第一ステップです。

どのくらいの期間で、どの程度のレベルまで到達したいのか、また何を達成したいのかを、自分の現在のレベルを踏まえて考えてみましょう。

目標は高すぎても引きすぎてもいけません。
また、短期目標と長期目標の2つが必要です。

短期目標は、直近2,3ヶ月以内の目標
長期目標は、半年~1年程度を見据えた目標

にするのが良いでしょう。

もちろん、なにかイベント等で明確な時期がある方は、それを目標期日にするのがベストです。

例えば、

・短期目標では基礎文法、単語を終わらせ、英検2級を取得する
・長期目標では、履歴書に記載できるレベルであるTOEIC800点を取得し、転職活動に活かしてステップアップする

などです。

自分が実現したいことを目標とすることで、モチベーション維持に繋がりますので、もちろん仕事だけでなく、海外旅行などの趣味を目標とするのも構いません。

いきなり年単位の目標を立てても、それに向けて今から何をすればいいのか具体的なイメージがつかめず、途中でモチベーションが低下する可能性があります。

そのため、長期目標を立てた後、逆算してその目標を達成するための短期目標を決めた方が良いでしょう。一ヶ月ごとの目標を設定し、毎月見直すのもいいかもしれません。

◆いろいろな勉強法や参考書に手を出してしまう

巷では色々な学習方法や参考書で溢れています。どれも魅力的なキャッチフレーズで購入意欲を掻き立てます。

そのため、今やっている学習方法で英語がすぐに身につかないからと、
すぐに次の学習法に手を出してしまう。
一巡したからと次の参考書に手を出してしまう。

これでは、いつまで経っても身につきません。

英語学習は、一巡したらすぐに身につくほど、簡単なものでは有りません。それは、中学・高校・大学と一通り英語学習を通じて、身についていないことからも分かりますよね。

この学習法をやる!と決めたら、身につくまで継続する。
この参考書をやる!と決めたら腹落ちするまで何周も読み込む。

一度学習したことも、繰り返し続けることでしっかりと身につきます。
身につくまで継続することが非常に重要です。

◆書いて覚えること

書いて書いて書いて書いて書きまくる人がいます。時間はかかりますが、その割には覚えることが出来ません。

人の記憶は、繰り返すことで強化されます。思い出す行為が重要なのです。書いて覚えるときは、ひたすらに書いて、書くことが目的となっています。そこには、思い出すという行為がありません。
単純作業に陥っている場合があります。

覚えることが目的なのですが、そこを履き違えてはいけません。
学校では書いて覚えるように教育されますので、それが当たり前だと感じてしまいます。

では、どのように覚えるのが良いのかと言うと、声に出して繰り返し音読する方法です。

文法や単語を覚えるとき、参考書に記載されている例文を声に出して読んでみましょう。繰り返し思い出すことで記憶は強化されますので、1回で1冊全てを通して学習するのではなく、20ページずつ、200単語ずつなどと区切りを決め、その区切り内で復習と次の学習を繰り返すのが良いでしょう。

また、ノートを書くことにより、参考書とノート、両方観なければいけなくなり、余計に時間を要します。

もともと私達の時間は限られ、効率よく学習しなければなりません。
そのため、少しでも時間をかけずに学習する必要があります。

私も英語を学習し続けていますが、ノートは一切取っていません。
もし記載するのであれば、教材にそのまま書いてしまった方が良いでしょう。

教材の内容と自分が記載した内容の両方を、1つの教材だけで確認することが出来ます。

メモすることもあるかもしれませんが、人の名前なども、繰り返し思い出すこと、繰り返し会うことによって浸透しますよね。

何回も思い出すことによって、人は情報を覚えていく。
記憶が定着していく。

これをぜひ覚えておいてください。

また、中には書いて覚えないと、スペルが覚えられないという方もいるかと思います。

安心してください。
何度も発音して、単語に目を通すことで、ほとんどの単語のスペルは覚えることが出来ます。

また、スペルを覚えていなくても、英会話などは成り立ってしまいます。

最近ではPCで入力してスペルに誤りがあると、右クリックで自動訂正してくれる機能もありますし、紙にライティングする機会も減っており、スペルを正確に知っておかなければ行けない場面は、テストなどと限定的になっています。

であれば、そこに時間をかけて覚えるのは、時間がもったいないかもしれません。

繰り返しますが、何度も観て、発音すること。
それにより、覚えられるだけでなく、自分のスピーキングも鍛えることが出来ますし、リスニング向上にもつなげることができるんです。

◆聞き流し系の教材を使う

定番ですね。
聞き流すだけで英語が身につくという教材があります。
誰しもが広告を目にしたことがあるかと思います。

知っている方も多いかと思いますが、これは最も効果が無い学習法の1つです。何を言っているかもわからないものをひたすら聞いたところで、それは雑音です。

リスニングの練習をするには、意図的な学習をする必要があります。
意図的な学習とはつまり、文法と単語を学んで意味をしっかり理解した上で学習するということです。

何を言っているか全くわからない。そんなときはスクリプトを見ながら聞き、理解できるようになったら音声だけで試してみる。

スクリプトを見ながら聞いてもわからない。そんなときはまずスクリプトの読み込みから始める。

こういった意図的な学習をしない限り効果は薄いでしょう。

「小さい子供は親が話しかけるだけで理解できるようになっているじゃないか。」
そんな声も聞こえてきそうですが、私達は当たり前のように英語に触れる環境に要るわけでも有りませんし、例え子供と同じように身についたとしても、同レベルの語学力でしかありません。

時間をかけて、身についた語学力は幼い子供と同じ。
目指しているのはそこではなく、もっと上のレベルですよね。

聞き流しだけで効果が出る、と言っている人は、詐欺師、あるいは基礎がしっかり出来ていて、ただ聞き流すのではなくしっかりリスニングが出来ている人だけです。

◆楽して英語ができる教材を使うこと

これも聞き流し系に使いかもしれません。

毎日たった5分で英語が身につく。
1日ワンフレーズで英語がペラペラになる。

とても魅力的なキャッチフレーズですが、もしこれで本当に英語ができるのであれば、とっくのとうに誰もができるようになっているはずです。
一日数分で英語が身につくわけが有りません。

諸説ありますが、英語を習得するのに必要な時間は3000時間と言われています。学校で学んだ時間、1000時間を引くと残り2000時間です。
一日数分学習したところで、全く到達できません。

「これで英語ができるようになった」という人も出てくるかもしれませんが、それはおそらく、他にもしっかりと学習をしていて、そのうちの一つとして取り入れている可能性が高いでしょう。

また、フレーズを覚えるだけでは、少し話が逸れただけで使うことが出来ません。覚えたフレーズが応用できるよう、まずは基礎を身につけましょう。

英語学習には時間と継続が必要です。

楽に学習できるようなキャッチフレーズがそこら中に溢れているので、「楽に身につきそう」そういったイメージが強くついてしまっているかもしれません。

決してそうではないことを、繰り返し言わせていただきます。

ただ、効率の良い最短学習方法と遠回りな学習方法があるのは間違いありません。
そのため、努力をして最短ルートを通りましょう。

◆文法を学習しないこと

学校である程度習ったからと、文法をおろそかにする人も少なくありません。
中学英語ができれば、ある程度喋れるというのは本当で、しゃべれないということは、つまり中学英語すらできていないということです。

その状態でいきなりTOEICの学習を開始し、レベルが高すぎると感じ、挫折してしまう。
学習にも順序があります。

単語学習と文法学習がありますが、まずは文法を学習しましょう。

単語は無限に覚える必要がありますが、文法はある程度範囲が決まっており、単語学習に対して要する時間が比較的少ないためです。

単語を並べれば伝えられるというのは間違いで、単語の順番により大きく意味が異なるケースもあり、文法をおろそかにするのは危険です。例え相手に通じたとしても、それはあなたの英語力ではなく、相手の理解力のおかげかも知れません。

そのため、まずは文法を身につけ、そして必要な単語も覚えていきましょう。

◆発音に力を入れていないこと

「聞き取る側にとって、発音を良くすることが必須だ」
「発音を気にしないでどんどん話すことが大事だ」

これについては個人の価値観や考えによって違いがあります。
ただし、発音を向上させることにより、リスニング向上にも繋がりますので、発音には力をいれることをおすすめします。

なぜリスニング向上にも繋がるのかと言うと、自分の発音を少しでもネイティブに近づけることにより、リスニングで聞く音声が自分の音声に使いものになるためです。

例えば、「Let's keep in touch.」

これを「レッツ キープ イット タッチ」と覚えていた場合、
リスニングで「レッツ キーピン タッチ」と聞き取れたとしても、
「キーピン?」となり、何を言っているのかがわからなくなります。

これはわかりやすい例ですが、このように少しでも発音に力を入れることにより、リスニング力向上に繋がるのです。

また、もちろんスピーキングの際に流暢性を向上させることもできます。

発音練習することにより、文法と単語を覚えるだけに留まらず、リスニングとスピーキングを向上させることが出来ます。

非常に効率の良い学習方法です。

◆まとめ

以上、英語がいつまで経っても出来ない人が行っている学習方法でした。

簡単にまとめると、

・目標を決めずにやる
・いろいろな勉強法や参考書に手を出してしまう
・書いて覚えている
・聞き流し系の教材を使う
・楽して英語ができる教材を使う
・文法を学習しない
・発音に力を入れていない

これを避けるだけで遠回りな学習方法を回避することが出来ます。

英語は簡単には身につきません。
だからこそ、価値があります。

ぜひ、繰り返し学習をして、英語を自分のものにしましょう!

それでは、また次回。
Have a nice day!

Youtubeではアニメを使って、初心者にもわかりやすく英語学習方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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