【音楽雑記】#39 「ウーマン・イン・レッド」で共演、Stevie WonderとDionne Warwick (1984年⑤)
スティーヴィー・ワンダー「ウーマン・イン・レッド」のリリース
1984年にスティーヴィー・ワンダーのアルバム「ウーマン・イン・レッド(The Woman in Red)」がリリースされた。自分的には、スティーヴィー・ワンダーで一番多く聴いたアルバムだ。
映画のサントラとして制作されたものだが映画のことはよく知らないし、このアルバムに収録されている超有名曲「心の愛 - I Just Called to Say I Love You」もそれほど好みではない。それとは違うところで、気に入ったアルバムだ。
当時のAORを意識してか、曲調や音が明るい。
その頃の最新シンセ、サンプラー、シーケンサーの打ち込みを駆使して、スティーヴィーが肩肘はらずに楽しく作っている感じがいい。
なんといってもディオンヌ・ワーウィックとの共演、コラボ曲が素晴らしい。
ディオンヌ・ワーウィックとの共演3曲
アルバムにはディオンヌ・ワーウィックとのデゥエット2曲含め3曲コラボしている。
②It's You(イッツ・ユー)
スティーヴィーとディオンヌ・ワーウィックのデュエットソング。
イントロもいいし、メロディもAORテイストで、いつになく明るい。
⑥Moments Aren't Moments(モーメンツ・アーント・モーメンツ )
シークレット・ライフに入っていてもおかしくないスティーヴィーバラード。ディオンヌ・ワーウィックの歌がいい。
⑦Weakness(ウィークネス)
これもスティーヴィーとディオンヌ・ワーウィックのデュエットソング。
名バラード。
ラムゼイ・ルイスとナンシー・ウィルソンのコラボも1984年。
ちなに1984年は別の大物コラボも実現している。
ピアノ奏者ラムゼイ・ルイスとヴォーカリストのナンシー・ウィルソンによるアルバム「トゥー・オブ・アス(The Two of Us)」だ。
「Midnight Rendezvous」「The Two of Us」「Never Wanna Say Goodnight」はどれもメロウで上質。
特に「Midnight Rendezvous」は個人的フェイバリットなAORナンバーだ。
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