【音楽雑記】#31 夢に出そうな怪しげな曲、タコの『踊るリッツの夜』(1983年③）

怪しげな曲、Taco の『踊るリッツの夜』

1983年に怪しげな曲、Taco (タコ)の『踊るリッツの夜』（Puttin' On the Ritz／プッティン・オン・ザ・リッツ）が大ヒットした。

当時、このミュージックビデオは何度も流れていたので、特に夜中に見ると悪夢を見そうな世界観が強烈に印象に残った。
この作品はもともと1920年代後半のミュージカル映画の主題歌らしい。
レトロな曲調をシンセポップでうまくリメイクしている。

ちなみに「マツコの知らない世界」で別のアーティストが歌っているバージョンが使われている。

ユーリズミックスの『スウィート・ドリームス』

全く同時期に、これも怪しげな曲調『スウィート・ドリームス(Sweet Dreams (Are Made of This))』も大ヒットしていた。こちらもシンセポップの有名曲だ。
映像も歌い方も何だか怖い。

ビリーアイドルのミュージックビデオもロウソクや教会やら出てきたり地獄のような映像だったし、そういえばマイケル・ジャクソンの「スリラー」のミュージックビデオも1983年公開だ。
楽曲がミュージックビデオ込みで世界観をプロモートする時代になってきた中で、映像作品として、こういった怪しげなモチーフが増えてきたのかもしれない。

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ちなみに怪しげといえば2015年の番組「マツコとマツコ」の テーマ曲もかなり怪しげだった。「Coming Back as a Man」（Caro Emerald）