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2021年、怒涛の1年

始めたものの相変わらずズボラで更新できてないnote初心者の私ですが[お題]なるものを見つけたから取り止めもなく書いてみることにする。

#2021年の学び

私にとっての「2021年の学び」は息子と夫から、つまり、3人家族となり初めての子育てに奮闘し夫共々学びに学んだ1年だった。そしてもちろん、まだまだ絶賛学び中。

いつか授かりたい、と思いつつも2人の時間を散々楽しんだ我が家。結婚9年目ついに授かり、2020年の七夕に愛息子は産まれた。元々子供好きな私たちは息子の誕生をこの上なく悦び、晴れて3人家族となった。

しかし、世の中はコロナ禍。そんな中で迎えた初めての子育て。悦びの方がもちろん大きいが、不安も同じくらい押し寄せる日々。結局、4月まで産休・育休を取得するもコロナ禍でほぼ家で過ごした。

わからないことを聞く術もなくTwitterで急いでママアカを作った。アマプラでお気に入りの海外ドラマを小音量で垂れ流し、ふにゃふにゃの我が子を見つめながら、片手で近い月齢のママ友と疑問や愚痴、子の成長をTLで分かち合う。日中仕事中の夫の邪魔をしないよう、静かに過ごす、そんな毎日。

こんなはずじゃなかった、ママ友たくさん作って出かけて楽しむはずだったのに。実家にもしょっちゅう顔見せに帰るはずだったのに。慣れない育児と他人に会えないストレスで泣いて夫に八つ当たりした日もあった。

しかし何より、日中は基本引きこもりワンオペ状態だったものの、コロナ禍子育ての副産物は夫がほぼリモートワークで家にいてくれたことだった。

「ちょっと見てて」が頼める相手がいるのは精神的にも心強かったし、何より誰かと一瞬でも会話できる状況が常にあったのは本当にありがたいことと思った。


ご時世柄出産には立ち会えなかった。面会時間が限られていたことも残念だったが、家に戻ってからはずっと一緒にいた。結果[3人家族]になったんだ、ということを早々に自覚できた夫は、[子育てでどう自分が関わるべきか]を言われなくとも自然と参加できたことは自分にとっても大きな学びだった、と夫は言ってくれた。結婚当初はあまり家事をこなすタイプではなく、料理は相変わらず苦手な夫だが、今では掃除、洗濯とゴミ出しは率先してこなしてくれる。息子のオムツ替えやご飯も慣れてきて、最近では2人でお留守番もできるまでに成長してくれた。そんな夫の成長を介して、私も多くを学んだと思うし、[お互いが得意とするエリアをリードする]というスタイルに自然と役割分担できるようになった。

私は料理得意なので料理を、また息子の相手も基本的には私。息子が病気で保育園を休んだら基本的には私が対応。その他、俗に言う「見えない家事」をこなすのが私の役割なわけだが、よほど疲れてない限りは文句なくこなす日々だ。


家族が増えた我が家で、そしてコロナ禍で。私達は同じ空間を24時間共有することを強いられたわけだ。夫婦とはいえ所詮他人、四六時中同じ空間でずっと過ごすわけだから、そりゃぶつかりたくなる日もあった。そうやってお互い、失敗もしながら学び、付き合い方や間合いなんかも多少は変わったんじゃないだろうか。もちろん、いい意味で。

いかに相手を思いやり、共存するか。そうこれが簡単なことのようで、なかなか難しい。仕事復帰してからもお互いリモートは変わらないので、日々一緒に過ごしている。お互い気を使うわけでもなく、でも、何となくお互いのタイミングや空気を読んで「そろそろお昼にする?」とか、「今日会議何時から?」とか「コーヒー飲む?」と声をかけ合う。そして日々、何かしてくれたら「ありがとう」。何かできてなかったら「ごめんね」とサラッと言い合う。

当たり前のことなんだけど、気づけば言いそびれてたり、後回しにしてた。そんな言葉や行動を2021年は紡いだ、そんな気がする。


私たちのもとに生まれてきてくれた愛息子も今では1歳5カ月、私に似てマイペースに育っているが最近急に歩き始めてますます目が離せなくなってきた。

生活時間も、息子に合わせて一変。元々夜型で夜な夜な1人で海外ドラマを見るのが好きだった私だが、今では22時には就寝。6時前には起き、朝ご飯を3人で食べて8時には保育園へ。その後リモートワークをし気付けば18時、お迎えに行きバタバタと夕飯を準備し食べ、息子と遊んでから2人でお風呂、そして寝かしつけ。

あぁ人生、こんなに慌ただしく規則正しくも時間が足りないものか。自分の時間はこんなにも作れないものか。こんなに人生で時間を気にしたこともない気がするってくらい時間をしている気がする。しかし、毎日ほぼ同じことをシステマチックにこなしているにも関わらず毎日が慌ただしくも充実しているのはきっと、息子の成長を間近で見ていられるからだろう。

なかなかの長文になってしまった。また子育て奮闘記は書くとして、今日はこれくらいにしておこう。

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