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「たとえば真ん丸な猫の瞳」
「かわぇえね」

「惹かれるよね」
「うん」

「でも、猫の目は時間や光で変化する」
「猫の目なんちゃらみたいに」

「それのどこを美しいと思うか」
「人次第、猫との関わり方次第」

「人なら、美しさだけで、お金が稼げる」
「ハル、浮気しようと思っている?」

「思ってない、俺にとってアキが一番美しい」
「有難う、もううちは美しさをお金にしない」

「そか」
「お店でも美しい仔と、そうじゃない仔で稼ぎが違うから
言っている事は解る」

「アートや芸能の世界なら、もっと顕著だよね」
「別嬪さんやイケメンは容姿だけでチャンスが増える」

「可能性が増える、プラス人を楽しませる技を磨かなきゃだけど」
「異様な容姿でも稼げるのは、楽しませる技の磨き方か」

「楽しませる技、それ自体も美しいのかもしれない」
「そうだね」

「体の中に入っている魂と言うガスが、如何に美しさを求めているか解る
それは、元が大いなる一つから分かれているからさ」
「元に戻りたがっている全て」

「体から魂と言うガスが抜けて、次の身体に入るまでに美しい魂のガスと交じりたい、それが本能で、実は身体が有るうちから、それを求めている」
「だから、美しさがモテハヤサレル」

「とりあえず身体的な美しさは持って生まれたもので平等じゃないけれど、人を楽しませようとする愛そうとする美しさは、誰でも出来て気づいてないだけ」
「気づいていない?」

「生命の使い方を、それが美しいものを観たら、せめて他の生命を楽しませるために生命を使おうと美しい想いに為れると想うの」
「何が言いたいん?」

「美しいと言う才能を持っていない命は無いんだ、少なくても人は」
「そっか」

「愛するという想い、行為がとても美しいのだから、少し賢い生命ならだれでも美しい才能を愛する才能を持っているんだ」

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