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妖しの噺をいたしましょうか♪
さてもさても、今宵、御運び賜り、かたじけのぅ。
我が名はカンザ、紅爺と縁のあるものにございます、
我ら黒き鳥、鴉は皆様に嫌われる事多く、黒き身体ゆえ死を想起させ不吉と言われます。
我らにしてみれば、これほど身勝手な事はございませぬ。
古くは、この島にやってきたとつくにの王を導き八咫烏と神格化され、 西の大陸でも智慧の鳥と言われることもありまする。
要は、人の目により気分により、良くも悪しくも
洋の東西を問わず妖しとされている存在もしかり
悪魔、魔物とされるものは、敗れ去り死に行ったものたちの恨みの思い?
虐げ殺したものの中にある、逝ったものへの恐れではござりませぬでしょうか?
また、人が魔に成りたがるのは、他と違う己を見せつけ誇示するためが往々なるような気がいたしますが如何?
神なる存在が 唯一、全て、絶対にあれば 悪も無く善も無い
それぞれが神の細胞として絡み合い機能しているだけの事
細胞と同じで新陳代謝が有り、落ちる者あり発達する者あり
我、カンザの目より、古来、妖しとされたものたちの物語を爺に伝え、皆様にお目にかけとうございます。
もし、御縁あり、お目汚し叶えば、何卒よしなにおたのいたします
かぁあああっ
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