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アヤは良く笑う、冗談を沢山言う、活発な女の子だ
それでいて邪魔に為らない

武術をしているせいか呼吸を読むのに長けている

時々出かけている
内定の出た企業の研修会・懇談だったり
友人と高島屋、伊勢丹あたりに買い物に出たりしている

女と男は互いに異物

それが自分に合わさせようとすると 合わせる方に我慢が生じ軋轢になる

女と男が一緒に居る為
どこまで見せてどこまで合わせるか

それには自分を知り、相手を観察し差異を理解が必要
世の男女が上手くいかなくなるのは必要を解らないからさ 頭が悪い

かく言う僕だって頭が良い訳じゃないから いくつも別れを繰り返してきた
夜の仕事をして女の生臭さ、身勝手さ醜さも見てきた
同時に、それを可愛いと想える思考の幅ももらえた。

見る前は幅が無かった
女の演出した仕草の可愛さや、自分と異なる事の面白さ柔らかさを幻想をもって見ていた

ある意味女は猫だ
猫にもすりすりしたがるやつと触られるのを基本好まない奴が居る様に多様なんだけど

犬と違って、まず自分があるのが猫との共通点 自分の無い人は猫じゃない
あぁ、基本、自分が在るか無いかはIQなのかもしれないと 
アヤを見ていて想う IQは情報処理能力だ、情報処理が出来るから自分のポジションを明確にして身の降り方を的確に決められる。

だから互いに邪魔に為らず、笑顔が絶えない。 女と男だから細かい齟齬は有るけれど諍いになる前に処理が出来、齟齬が減っていく、その経験が良い関係へと続く良いスパイラルに入っていく。

「なぁに?」
アヤが笑いながら言う
「綺麗だな、好きだなって想った」
「有難う」

何よりも大切に思っている
「私も涼次が好きだよ」
口角が上がっちまう、どうしよう



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