見出し画像

私なりのプール理論④

昨晩、猫の夜更かしに付き合っていたら、朝ドラを見過ごした。朝型4時に高ぶって騒いでいた。かわいい。
この一週間ほど、考え込んだりぼーっとしたりしていましたが、ようやくきょうの昼過ぎから気持ちが回復してきて、針を進め始めました。刺繍やっぱり楽しい。

今日もプール理論の続きです。私の中では壮大な過去のデトックス作業。

人を信用する前に、まず自分の感情と思考を巡らせること。自分の望みに気づかなかったのか蓋をしていたのか、今はこうして少しずつ言語化できるようになってきたけど、いつも、自分の外枠と内側が合っていないような感覚があった。

それが合う感覚がしたのが20代後半でセラピストの仕事を始めた時。パートナーとお別れをした時の私は、プールの枠がなかったので「(終わってないのに)ぜんぶ終わったと」なり、それを未練と勘違いし、なんとか関係を修復したいと思った。
当時は10/0の思考の持ち主だったので、スノーボードもやめた。その時初めてくらいに自分に「何がしたい?」を問うた気がする。
ほぼ無意識に自分に聞いたと記憶しているけど、なんか、「どんな状態でも大丈夫な、自分で立てるようになりたい。」という気持ちだったと思う。で、分かりやすく「手に職」を求めてセラピスト養成スクールに通い始めた。

セラピストを仕事にする前までは、仕事を選ぶ時に誰かからの視線をいつも気にしていた気がする。例えば”せっかく大学に行かせてもらったんだから新卒で就職しないといけない”という親からの勝手な視線を作っていた。そのくせ皆がリクルートスーツに身を包む光景に違和感があって、ろくに就活をしなかった。”誰かのせい”にして、形だけの就職をした。これもどう考えてもプールの枠すらない。

施術をして、目の前の人が元気になる。家でのケアのアドバイスをするためにアロマやハーブを学ぶ。技術や知識がお客さんに還元されていくのはもちろんだけど、自分や周りの人が健やかになっていくことと繋がっていく。なにより技術も知識も誰にも奪われない。仕事を辞めたとしても、ずっと私のもの。

その会社はものすごくブラックな会社だった。4年間、休みも少なくて長時間労働で体力的にはしんどかったし、部屋はいつも荒れていたし、地元を出て一人暮らしもはじめて淋しさもあったけど、外枠と内側がズレたと思ったことはほぼ無かった。
この時の4年間で、私は自分のプールを手に入れた。振り返ってみるとわかる。

手に入れたけど、水はヒタヒタじゃなかったと思う。そう思う理由はまた明日に。

今日は色々あったな。舞い込む。という感じ。
関心領域も観られました。感想を手帳に今からまとめます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?