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辞めてからの私のこと②。

6月18日(火) 昼

猫の手足かわいい。手足は茶系なのに、尻尾はグレーがかっているところもたまらない。

仕事辞めてから半年、昨日は5月までのことを書いた。
この6月は、数日前に始まったような感覚がしていて、折り返していることにまた焦るけど、手帳を見返すと色々していた。

・6月
ワークショップの募集を始める。SNSの力を感じる。SNS苦手と言いつつ、まだやれそうなことあるなと思う。ワークショップでお世話になる場所の本棚オーナーにもなった。仕事につながるかもしれないだけではなく、自分の表現の場ができたことが嬉しい。仕事用にパソコンもやっと買った。できることが増えて、腐らずコツコツやろうと思う。このnoteもその一つ。初期投資。あと友人のワークに参加した。新規のオーダーも入っている。

今朝、この先しばらくのスケジュールを立ててみたら、心がシャキッとした。アイデアも浮かんだ。始めてから先延ばしにしていた準備を月末にはあらかた終わらせる予定を立てた。今日縫うものの下書きを一気にする。
朝からけっこうな勢いで降り続けていた雨が止んだ。出かけたくなってくる。

家にいることが板についてきたけれど、最近どこかに行きたいと思う。定期的に行く沖縄にも1年くらい行けていなくて、特に観光がしたいというわけでもなく、友人といつも行くワインがおいしいビストロが恋しい。旅行とまではいかないけど、たまに行く山奥の喫茶にも久しぶりに行きたい。旅行に行けないほど財政が厳しいわけではないけれど、贅沢は敵!みたいな思考の自分が顔を出す。行きたいな、沖縄。

半年間、たくさん内観もしたし、色んな気持ちになった。個人で働くと決めて仕事を辞めたけど、ちゃんと始められた。同じ言葉を聞いても、退職以前と以後では聞こえ方が違う。必要な感情を味わっているなと思う。

10年間、店舗を移りながら大手で働いてきた。今近くにいる信用できる人たちの多くがそこで出会った人たちで、働いてよかったと思う。けど、コロナ禍以降、特に3年くらい前から違和感がぬぐえなくなった。例えばSDGsをうたいつつ、たくさん出るゴミ、未来を考えているとは思えない施策。プラスマイナスで言ったらマイナスだろう。違和感に気付ける自分になったんだと思う。きれいごとだけで生きられるわけではないので、どんな場所で働いても違和感はあるだろうけど、そこに気付いていない人が多いこともしんどさが増す一因だった。もっと色々あったと思うけど、もう忘れてしまった。忘れる程度のことだったのに、当時は一つ一つ拾って異議を呈したり怒ったりしていた。ある意味それが最後まで働くガソリンみたいになっていた。もう懐かしい。

その、自分があまり良い状態でなかった時に、近くにいてくれた人のことを大切にしたいなと思う午後。猫が起きないので、そっと置いて買い物に行こうと思います。



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