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表裏一体。

6月12日(水) 夜

長所と短所。

就活の時に分析したり、就職したら職場で是正とともに短所を指摘されたりして、なんとなく自分ってこうなんだ、と把握してきたもの。大人になってからは自分の傾向がある程度わかってきて、社会人としてこれはやらないといけないだろうに、皆みたいにうまくできないなと、そこを短所と認識したり、人より秀でていると自覚しているところを長所と認識したりする。

子供のころは褒められたくて、長所を主張したり、短所を隠したりしたかもしれない。大人になってからは、仕事で苦手分野に挑戦して改善してみたりする。あとは長所で短所をカバーしようとか。

何でこのタイトルかというと、今朝、友人の開催するワークに参加したからです。内容がこの短所と長所。短所を長所に変えるワーク。

改めて表裏一体だなと思った。それに気づくために、こういうワークがあるのかもしれないな。
特に面白いなと思ったのは、短所として本人が捉えていることを発すると、大丈夫!とか、改善策とかが出てくるところ。私たちは、短所をいけないもの、減らさないといけないものだと教わってきたんだな。実際に私も、他の人のそれに(うん、でもこういう捉え方すれば活きるんじゃないか)なんて自動的に思っていた。

少し考えてみる。
そもそも、その短所があることで本人が困っていなければ、改善する必要ないかも。だから、その短所と思っているところで何か実害はある?って考えてみるのもいいな。そこで、人と比べて○○ができないとか劣っているとかそういう話になったら、その「短所」として出ているところの根っこに、比較意識とか自分を認めてあげられていないことがあるのかもしれない。
さらに考えてみる。
長所と短所って、教わってきたから探しにいってしまうのかもしれない。特性とか個性って言われてたら、私たちの心のうちは随分変わっていたかもしれない。

私自身、雇われていた時からこの長所と短所は表裏一体だなって思っていたけれど、個人で動くようになってからより実感する。
例えば動き出しが遅いところ。こういうと短所と思われそうだけど、どっちでもないなと思う。退職してからもうすぐ半年経つけど、未だにフル稼働ではない。やばいなと思う日もあって、お金!となり短期の仕事を探しそうになる(短期の仕事をすることが悪いわけではない)。けどここが私の特性で、すぐ行動しない。あれ、お金のために仕事辞めたんだっけ?そもそもフリーになるって決めた動機ってなに?その前にやれることあるんじゃない?など思考を巡らせる。巡らせている期間はだいたい数日単位。時間がかかるので、考えている間にまた焦りが出てきてものすごい陰に入ることもしばしばだけれど、考え続けているとある日突然、詰まりがとれたように「あ、なんか大丈夫かも。」になる。
こうなると、何一つ状況は変わっていないのに「あ、いけるわ。」の私が爆誕する。この思考を巡らせた後にブレイクスルーする事が今まで何回もあったから、思考の沼にも浸れる。しかも、不思議とそうなるとお仕事の話が来る。
他者から見たら、何かあの人ごにょごにょしてるな、こうすればいいのに、と見えているかもしれないけど、もしそこを短所と指摘されても、上記のような経緯をちゃんと説明して「自分では短所とも長所とも思っていないですよ。」と言うと思う。あと、もしかしたらこのやり方でうまくいかない日が来るかもしれないけど、またその時考えればいいし。
だからやっぱり表裏一体。

この内観を続けていた時に、継続することが苦手だなと気づいたから、このnoteを先週から毎日更新することをやってみている。あと、昨日から1000文字以上書くっていうのを自分に課している。「誰もみてないし」とか「すぐにお金にならないし」とかそういうことは廃棄しにいったので、とにかく続けてみている。これも、退職する時に「文章書きたいな」っていうのがあったから。焦って目先のことを掴みに行っていたらこの気持ちは置いてきぼりだっただろうな。

ちょうど、昨日配信のとなりの雑談で、ジェーン・スーさんが「自分の照明係は自分しかいない。どこにスポットライトをあてるかは自分が決める」「自己肯定感をあげるにはまず自己管理」という話をしていて、この件とリンクする部分もあったので、リンクを貼っておきます。

このPodcastは、思考を巡らせるトリガーにするのにものすごくいいです。
お気に入りはサクちゃん(桜林直子さん)のプール理論。何回も聞いて、自分の暮らしに当てはめている。スーさんとサクちゃんが全く違う思考の持ち主というところもまた良い。

また、たまに自分の思考に風をあてにいこうかなと思った一日でした。


(見出し画像は、私の車の屋根に乗って見下ろしてくる猫の友達。はじめは遊んであげてるだったのに、最近は遊んでもらっているという感が否めなくなってきた。かくれんぼを仕掛けられて、もてあそばれている。しかもまんまと私は楽しい気持ちになっている。)

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