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私なりのプール理論①

昨日、猫に新しい座布団を買ってあげた。少しスンスン匂いを嗅いだ後、早速ふこふこの上で無防備に寝ている姿がたまらない。彼らは言葉を持っていないけど、どう考えてもお腹を上に向けて寝ている姿は、こちらのことを信用している証拠だ。外は暑いし、涼しいところで気のすむまで過ごしてほしい。


6.相手を信用するとは?——プール理論 | あなたには世界がどう見えているか教えてよ 雑談のススメ | 桜林直子 | 連載 | 考える人 | 新潮社 (kangaeruhito.jp)

今日はこのプール理論のことを考えていました。
フリーランスになってから、割とずっとこのことを考えているこのサクちゃんのプール理論。
昨年Podcast”となりの雑談”で聞いてから、自分の今までのことを思い出して、うまく行ってなかった時、私にはプールの枠がなかったんだろうと思う。

私なりの理解でこのプール理論を簡単に説明すると、
・まず、人を頼る、信用するという事以前に、自分の感情と思考を循環させること。
・けど人の目を気にしたり、育った環境などで自分の感情に蓋をする癖がついてしまっていたりするとその循環が起こらない。自分の感情を知る、考える習慣がない場合も多い。
・そうして感情の泉が枯渇すると、思考の水車もとまり、自分のプールは枯渇してしまう。そもそも、プールの枠すらない状態の人も多い。
・枠がないまま、人から「何かあったら頼ってね」など言われると、自分のプールではなく、他人のプールで泳いでしまう。これが失敗の原因。
・それぞれのプールの枠は、自他の境界になっている。この枠がない状態で自分の考えを出そうとすると、相手がどう思うかの方が気になってしまう。それは、自分よりも相手の意見を大切にしているのと同義。
・誰かが許可し、他人の評価で行動する人は泳いでも泳いでも満足できず、思い通りにならないことに不満を持つ。けど当たり前の事、他人のプールなので思い通りになるわけがないのだけれど、気づかない。
・自分がうまく行かないのは他人のせいだと思うようになる
。何で自分だけうまく行かないのかという思考に。
・なので、まず自分の欲を知るところから始める。自分の感情と思考をめぐらせることをやめない。

こうして文字にしてみると、当たり前のことのように思うけれど、長い間、私にとって難しいことだった。今でも完璧にはできていないけど、気づけるようになった。
今、仕事でもそれ以外でも、このことを大切にしたいと思っていて、だからこそ過去うまくいかなかったことも近いうちに振り返っておきたいです。


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