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【失敗例】初心者が株式投資に30万円!?

株式投資の失敗談(初心者投資家のエピソード)

 
 この記事は、株式投資に興味がある人が参考になる「初心者の投資あるある」を実際に起きたエピソードと交えて紹介します。

 初心者が陥りやすいあるあるとは?どんなリスク&リターンが生まれたのか?などについて紹介します!!

 では、早速ですが、本題に入っていきますね。

 このエピソードは、投資を始め立てのお友達のお話です!!(承諾済み)

 始めに、「投資」と聞くと、皆さんはどのようなイメージをしますか?
恐らく、「投資は怖い」「投資は損する」「資産形成」「株式投資」「自己投資」など様々なイメージがあるでしょう。

私の友達は、「資産形成」のイメージが強かったようです。

「投資」というワードを聞き、色々なイメージが膨らむと思いますが、一般的な投資の定義は、「お金を使う・時間を使う」ということです。これは、株式などの金融投資と自己投資のどちらにも共通する部分です。

もう少し、丁寧に投資の定義を書くのであれば、2つの意味に分類されます。
① 投資とは、利益を得る目的で事業に資金を投下すること。
② 投資とは、比喩的に将来を見込んで資金を投下すること。

 まぁ、簡単に言うと、投資とは、将来の何らかリターンを目的に今からお金・時間を投下をするってことです。

 ここらで、投資の定義についての内容は終えて、さっさと本題(友達の株式投資)について、お伝えしますね。

 結論から言うと、「大損するとこだったけど、運良くスタート地点に戻ってこれた」がこの話のゴールです。

 では、具体的なエピソードに入っていきます。私の友達は、始めに株式投資を行うための口座(証券口座)を開設しました。
※証券口座は、楽天証券口座です(理由は、友達は楽天が経済圏であるためです)。
 また、口座は特定口座の源泉徴収ありで開設しました。

 ただ、口座開設をしただけでは、当然、株式での取引は出来なく、投資をするためのお金(元金)を証券口座に入金する必要があります。

 ここで、投資初心者であれば、数千円から数万円の入金が多いと思いますが、私の友達は、「30万円」を入金しました。そして、いきなり、30万円中20万円ほど8つの個別株に投資しました。
 しかも、8つの個別株を選んだ理由は、初心者なのでチャート分析やニュース・経済等での分析というよりは、今後業績が伸びると予想した・応援したい企業という理由で選択してました。

 決して、今後伸びる・応援したいという理由は悪くなく、そういった理由で個別株を選ぶ人も多いでしょう。
 ただ、初心者なのに投資した金額が驚きですよね。

 もうこれは、良く言えば、「勇気ある行動をとった人」、悪く言えば、「多額の資金を運に任せた人」だと思います(笑)

 また、8つ全ての個別株を応援したいかと言うと、そうでもないようです。応援したい企業であれば、電気自動車に力を入れている企業で今後伸びると予想するから応援したいとしっかりした理由がある一方で、海外のよーわからん個別株が安いから買ってみたと言っていました。

 じゃあ、個別株に投資してみて数日たった結果はどうだった?かと言うと、下がった個別株もあれば、売買差益で利益が生まれている個別株もありました。

 この結果を踏まえて、次に友達はどのような行動をとったと思いますか?

答えは、売買差益で利益が生まれた個別株を更に投資しました。(具体的には100株購入だったものから500株購入にしました。)

 そうして、更に数日たつと、これまでは利益を上げてた個別株(500株保有しているもの)が急激に下がり始めました。
 そのため、仕方なく損切り(今よりもこれ以上下がらないように、損はするけど、今後より損しないように株を売却すること)を余儀なくされ、怖い思いをしたそうです(笑)
 ただ、500株保有していた個別株(一番投資額が高い個別株)は大損したものの、運よく、運よく、運がよく、他の7つの個別株が利益を上げており、「利益ー損失=0」とプラマイゼロになりました。
 つまり、「結果的に利益も損失もなかった=初めに戻った=スタート地点に戻れた」といったエピソードでした。

 以上が、「大損するとこだったけど、運良くスタート地点に戻ってこれた」という投資初心者あるあるのお話です。

失敗は学びにできれば良し!!

1.初心者は多額の資金を投資に回さない。(ましてや生活が困難になるほどの投資はただのアホ)
2.株の値動きは上がるし下がることを忘れない。(今上がっていても必ず下がる日が来るため、集中投資しすぎない)

 このように、投資活動によって、大小問わず失敗する(損する)ことは必ず1回はあると思います。ただ、その度に、失敗を学びにして投資すれば良いと思います。(教訓にすれば良し!!)

投資は本来、将来を豊かにする可能性があるもの

 投資は本来、将来を豊かにする可能性があるものです。
 ただ、株式や投資信託、保険などの金融商品をどう投資するのか、投資する目的あるいは目標に準じた投資になっているかなど深く・丁寧に考えて行わないと、投資ではなく、投機になったり、ギャンブルにだってなり得るものです。特に初心者は、まだ知識不足で未熟者です。
 そのため、投資初心者は、いきなり「ハイリスク&ハイリターン」を望むのではなく、まずは「低リスク&低リターン」を意識した投資活動にすることが望ましいでしょう。
 
 何度も重ね重ねで伝えますが、「投資は本来、将来を豊かにする可能性があるもの」です。投資の目的によって投資の仕方は異なりますが、ぜひ、将来の老後資金を稼ぐくらい長い目(10~20年単位)でじっくりと投資活動を行って下さい。

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