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六本木ハイボール(六ポッキー)


【六本木ハイボール】
〜六ポッキーハイボール〜


かつてあった日本バーテンダー協会六本木支部。

それは16年前。

ご当地ハイボールが日本で流行った時代。
覚えてる方もいるんじゃなかろうか?


その当時鹿山が所属していた
日本バーテンダー協会六本木支部でもご当地ハイボールを作ろうと集まり誕生したのがこのハイボール。

【六本木ハイボール】
〜六ポッキーハイボール〜

ハイボールに六本ポッキーを入れるのだ。
六本木の街の名にかけてる。



キンキンに冷えたウィスキー
キンキンに冷えたソーダ
六本のポッキーが立ち込めるチョコレートとクッキーの香り。そしてそれを食べながら飲む口の中のマーブル感。

六本木だから六ポッキー。。

ポッキーの理由はそれだけではない。

六本木は当時は全国でも名を馳せるキャバクラやクラブが多く乱立した。

六本木交差点を軸に週末は朝まで乱痴気騒の街だ




比較的年齢が40代、はたまた50代以上の人だと思い出してくれるがこういった一昔前のキャバクラやホストクラブ、スナック、クラブにはポッキーは必需品だ。比較的お金をとるとこにもなるとクラッシュアイスに敷き詰められたポッキーが刺さってる。

誰が最初にそのスタイルを考案したのかはわからないがこれはとても理にかなっている。
クラッシュアイスに敷き詰められたポッキーはキンキンに冷えることとなり、コーティングされたチョコレートが『ギュッ』と締まる感じで美味いのだ。高級キャバクラが多かった六本木の街はこのスタイルがベクトルだ。


故に
キンキンに冷えたウィスキー
キンキンに冷えたソーダ
キンキンに冷えた氷
が合わさり
キンキンに冷え締まるポッキー
キャバクラポッキースタイルの体を成し
六ポッキーハイボール
(六本木ハイボール)
となるのだ


BenFiddichでは今でもこれを作っている。

それは僕がかつて所属していた
日本バーテンダー協会六本木支部時代の思い出を引き継いでいるのだ。


因みにこれ美味しいです。
家でもやってみてください。


BenFiddich 店主
鹿山博康

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