![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44722104/de6ed76d5253f63f32313d4ffb1e0b59.png?width=800)
ニックネーム "bench_warmer_844" 2021年1月時点の脳のMRI写真
節目の年に頭を整理する意味で note に書いた50本の記事を綴じたもの
- 運営しているクリエイター
#力学
16 船の重心・浮心・浮面心
50年近く前に習ってほとんど忘れてしまった中で、3点だけ覚えてることを書いてみます。高度な内容はすっかり消え失せて覚えているのは単純なことばかり。当時、へえーっと思ったことシリーズです。
公園の手漕ぎボートでも、太平洋を航海する大型タンカーでも船が浮かんでいる状態とは、その船自身の重さの中心(重心)と、その船の水面下形状の中心(浮心という)が鉛直線上にあります。お風呂にお湯を入れた洗面器を浮かべ
17 船のタンクの中の油や水
これも、へえーと思った船に関するお話です。公園の手漕ぎボートにはあてはまらず、海に浮かんでいる船舶のお話です。
海岸から眺めるとたくさん船が航行しています。タンカーは海面ぎりぎりまで沈んで航行し、自動車を輸出するための運搬船は海の上にビルが建っているようなかたちで航行しているのがわかります。
その背の高い船について、書きます。その船は重心が高く不安定に見えますが、横に傾くことがあっても転覆する
19 初歩的な力学 4つのはなしのまとめ
続けて「チカラ」の話題を投稿しました。高校物理の初日の授業、造船学科1年目の船舶算法の授業からの紹介です。流体力学、材料力学、熱力学なども履修していたはずですが、何も覚えていません。何も理解せずに試験対策だけしていたからでしょう。造船会社でも設計の見習いで終えてしまったので、こんなことしか覚えてない恥ずかしさはあります。
それでもこの4つのことは、50年近くいつも頭の隅に置いてあって時々思い出し