1年で30キロ。アラカン女の”生き直し”ダイエット!#4 救いの神エリー出現。先達はあらまほしき事なり。

エリーのアドバイスで購入した、ダイエットスターターアイテム。
体重計、スニーカー、そしてホットクック。

夜のヴィーナス

2023年4月3日 23:31

私が体質改善とダイエットに取り組み、1年で30キロの減量を達成できたのは、いろいろな方との巡り会い、支えがあってのことでした。
中でも、命の恩人ともいえる人が突然現れたことには、神の救いを感じました。その人の名は「エリー」。今日は、彼女が私にしてくれたことを記したいと思います。「先達はあらまほしき事なり」エリーはまさしく、ダイエットの先輩として、私の前に現れたのです。

偶然のメールが救世主をつれてきた。

還暦の誕生日を病院のベッドで迎えました。私は一度死んで、「新たに生き直せ」と再び命を与えられたのだ、と感じ、本気で体質改善を図ろうと決心しました。これまで、さまざまなダイエットを試し、うまくいったものもありましたが持続はできず、結局元の体重を上回るリバウンドで、どんどん人生最高体重を更新していた私。今度こそは、きちんと医療機関にかかり、体重を落とすだけではなく基礎疾患の改善にも取り組む! と考えました。
さあ、調べようと病室でスマホをチェックし始めた時、旧友エリーからメールが入っているのを見つけたのです。エリーは、中学高校の同窓生。大学入学で上京した仲間たちの一人で、たまにみんなで会っていました。たまたま隣の駅に住むようになったこと、お互い一人暮らしで猫を飼っていること、エリーがミュージカル好きで時々チケットを頼まれることなどがあって、気があう友です。でも用事がなければ連絡もとらないくらいの距離感でつきあっていました。
入院当時は、コロナのワクチン接種が始まったばかり。老齢者は既に接種し、それ以下の人たちに案内が届き始めたころでしたが、まだ予約がなかなか取れませんでした。エリーは「近所にすぐ予約とれるところがあるよ。」というメールをくれたのでした。

エリーは、1年で20キロ減の、ダイエットの先達だった!

「いやー、実はコロナにかかって入院中」という返信をしたところ、医者の娘であるエリーは病人を放っておけない人で「下着の着替えとか大丈夫?」「何か差し入れしようか?」「ほしいものない?」などと細かく心配してくれました。必要なものは通販で手に入れられるし、コロナのご時世で差し入れも面会も禁止でしたので、お気持ちだけ頂き、「基礎疾患のおかげでこんなことになっちゃったので、退院したら本気でダイエットと体質改善に取り組もうと思っているんだよね。」と返信しました。そうすると、期せずして「実は、私、ダイエットして1年で20キロ落としたのよ。」とエリーが言うのです。えっ?どうやって?という私の問いに、彼女は「医療機関とスポーツセンターがやっている減量教室というのがあって、トレーニングと食事指導で体重落とすんだけど、それに通った。」というのです。まさしく、私の探していたものにドンピシャではないか!! すぐに詳しいことを教えてもらいました。週3日、午前中に2時間くらいのトレーニングや指導プログラムに通う、3ケ月のコースです。週3日の午前中をとられるのは務め人にとってはなかなか難しいですが、私は幸いシフト制の勤務なので、その日を遅番か休みにしてしまえば、3ケ月なら不可能ではなさそう。エリー曰く、「テレビで宣伝している*****も確実に痩せられるみたいなんだけど、高いし、通うのを止めると効果が続かなそうに思えた。」「私の通ったところは、地味なんだけど、スタッフが真面目できちんと面倒みてくれるのがよかった。」。エリーは6ケ月通って10キロ落とし、その後も自分で食事と運動を続けてさらに10キロ落としたのだとか。3ケ月のコースが10万円ちょっと。一瞬高そうに感じますが、週3日×3ケ月で計測や指導がついているのですから良心的なお値段です。ネットでいろいろ調べましたが、ここに勝るところなし。さっそく電話で申し込み、約2ケ月後に始まるコースに入会することにしました。減量・脂肪燃焼教室 / <span class="smalltitle">Diet Lesson</span> | 横浜市スポーツ医科学センター公式サイト (yspc-ysmc.jp) 

退院。エリーの指導で、ダイエット始動。

入院から10日が経ち、症状も落ち着いたので退院することになりました。一人で荷物を抱えてタクシーに乗り、自宅に帰りました。まだ肺炎は残っていたので、少し動くだけで息切れがし、家の中を動くにものろのろと、伝い歩きをしているような状態でした。
体重を測ってみたら72キロ。発熱してから数日はほとんどジュースしか喉をとおらなかったこと、入院してお酒を飲まなかったこと、病院ではカロリーを抑えた食事で間食もしなかったことによるのでしょうが、結構落ちていたのにはびっくりしました。(病院の食事は、基本的に煮物・蒸し物で、野菜中心です。タンパク質は魚と豆腐が中心で、肉は時々ササミとか鶏のミンチとか。揚げ物大好き、肉大好きの私には、ちょっとものたりず、毎食お皿をなめたのかと思われるほどきれいに平らげていました。)

さあ、これからは自分の食事を自分で管理しなくてはなりません。退院したら、ダイエット指南をしてくれるようエリーにお願いしていたところ、とりあえず、スニーカー(ウォーキング用、ジムでのトレーニング用)、体重計(体組成の測れるようなもの)、そして自炊を無理なく続けるために電子調理器(エリーはヘルシオのホットクックを使っている、と)を揃えるように、との指示でしたので、病院中に通販でゲット、準備は万端です。

一週間ほど自宅静養の後テレワークで業務復帰しました。のろのろだった動きは少しずつ回復して散歩くらいはできるようになりました。食事は、コロナで自宅待機の人用に市が送ってくれた食料が段ボールいっぱいあったので、まずはそれを消化しつつ、ホットクックを使い始めてみました。エリーからは、体調を心配してちょくちょく連絡が入り、「体調が戻ってきたんだったら、そろそろ一緒にスーパーに行こうか。おすすめのダイエット食材を教えるよ」とのこと。退院後10日ほどたったある日、エリーと ダイエットショッピングにでかけました。そこから、エリーメソッドによる本格的な食事改革が始まったのです!!そのことはこの次に。


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