ださぶつ、とは
今回は、本当にどうでもいい、くだらない話だ。
久しぶりに、「彼」に会った。
「彼」とはわたしが2年間もの間大好きだった、そのひとのことだ。
彼のことをほとんど思い出さなくなり、半年以上が経とうとしている。
そんな彼に再会したのは、夢の中だ。
わたしと彼は、同じ部署らしく、打ち合わせをしていた。
「バターさん、その仕事は ” ださぶつ ” でいいですから。」
そう彼は言った。
けれど、わたしは ” ださぶつ ” がなんのことかわからなかった。
だから、彼に聞いたのだ。
「あの。 ” ださぶつ ” ってなんですか?」
彼が当たり前のように答える。
「ああ。出さない提出物のことですよ。」
そこで、目が覚めた。
おかしくない?日本語として。
提出するものを提出物と呼ぶのよ。
それが日本語です。
そんなようなことが起きたての頭の中を駆け巡る。
” ださぶつ ” という言葉は、眠りから目覚めたわたしにも聞き覚えのない言葉だった。
つまり、どこかのわたしが発明した完全なる新語である。
なんなんだ、この夢は。
終わり。
特にオチはありません。
ここまでおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
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