古内東子(さん)30周年いや31周年
こんにちわ作編曲家の田辺恵二です!さてシンガーソングライターの古内東子さんが30周年?いや31周年ということでデビューアルバム前から関わった私としては感慨深いものがありもちろん才能のある彼女なので今の活躍は想定内と言えばです
そもそもの出会いはカリスマアーティストのCharaさんからの繋がりなのですが元々Cさんの新人発掘担当が当時S社のEさんでその人とのつがりが東子の作品に繋がるのです(詳しいことはネットで調べてください)
世間一般で知られてい「古内東子」と言えば「誰より好きなのに」という感じですので私が関わっていたことは1mmも周知されていないのでそれはそれで問題ないのですがプロとしてのキャリアをつむ大事なアーティストではあるのでした
出会いは彼女が高校卒業してからかだったかと思いますがあんまり覚えていないのですが今まで会ったSSW系のどの人も違う静かでいても底知れない熱を感じたのを今でも覚えていて「この人は自分とは違うんだな」という圧倒的なアーティスティックな佇まいに年下ではあるけれどどこか尊敬していたんだと思います
そんな東子のデビューアルバムをレコーディングしていった中「はやくいそいで」という曲がデビューシングルになるということを聞いたような聞かないような当時の私はシングルがどうとかあんまり興味がなかったというかプロという意識もないしただ今関わっている作品が世界のソニーからリリースされるというある意味ミーハーなところで仕事していたのかもしれません
そしてこの「はやくいそいで」ですがレコーディングの当日になってシーケンサー(MIDIという独自のデータを覚える機材)のデータがすべて飛んでしまって一から作り(打ち込み)なんとか完成させたのを覚えています、実績ゼロのクソ駆け出しアレンジャーがそれかよって感じでしたが東子も含めて周りのスタッフもなんだか暖かく(生暖かく?)見守ってくれました、たぶんてっぺん(午前0時)には終わったと記憶しています・・・ちなみにこのアルバムのレコーディングはスタジオDALIを中心に行われていました、毎回帰る時にその日にダビングしたラフミックを聞きながらの道中がすごく楽しみで家に着いているのにもう一回聞きたいから遠回りして帰った記憶があります
さて東子も含めてなのですがCharaもゴスペラーズもみんなミリオンアルバムを達成してそんな素晴らしいアーティストに関われてよかったと思う反面自分は今まで何をしてきたんだろう?という気持ちにさせれられます、まあ比べること自体自意識過剰と言えばなんですけど、もうプロになってから何年か詳しいことは忘れましたがまだまだやる気だけはあるのでもう少し頑張りたいなという感じです
改めてデビュー30周年イヤーおめでとうございます㊗️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?