農家の日常をツアー化する思考法
僕、埼玉出身なんですけど小さい頃から農業とか自然とは無縁な団地で育ったんですね。
ただ、父親の実家が会津若松なのでたまに帰ると会津の自然に癒されてました。
大人になったら、会津みたいな田舎に住むぞ!!って思ってたのを覚えてます。
そして現在、念願叶って自然が豊富な山形に住まわせてもらってます。
そんな中、いろんなツアーとか体験とか企画してる中で出会う方々はやはり農家の方が多いんです。
農のコンテンツが1番首都圏や都会の人に刺さるし、自分もやっていて心底楽しい。
で、何がそんなに楽しいのかなと思って考えてみました。
収穫とか、体験とかも楽しい!けど、農家の方と仲良くなったり会話できたりするのが楽しいんですよね。
あと、普段絶対入れない、触れられない畑に入れるとか。
あー、都会の人は農家とその農家が作る作物、もっと言えばその土地の土に癒されるし、非日常を感じてるんだなと身を持って知る日々を山形で送らせてもらっています。
なので、ひとりでも多くの方に……と言いたいところですが、そこまで欲張らず数名の方に同じように触れて関わって食べてみて、一生ものに出会うような体験を提供したいと思いながら企画しています。
農家と消費者の距離感をぐぐぐぐぐって縮められるような。
そこで生まれたのが、昨年実施した天童ラ・フレンチツアーです。
内容は、長くなるので下記リンクからご覧いただければ幸いです。
とにもかくにも、農家、醸造家、シェフと消費者の距離感をぐーーーーっと近づけるツアーになりました。
▼山形のワクワクを伝える最新メディア“LAFRAN”さんが記事を書いてくださいました!
この時、ラ・フランス農家としてツアーに携わってくださったのが、まるつね果樹園さんの結城こずえさんでした。
こずえさんの想いやラ・フランスの美味しさに参加者も感動していたのを今でも思い出します。
108の加藤さんのラ・フランスビールも、シェボンの小松シェフの料理も本当最高でした。
そして、今回第二弾として「枝焼きりんごとKELOSワインの天童アペロツアー」というツアーを考案しました。
ちょっと横文字出てきてわかりづらいので、ある程度日本語訳にしましょう。
「枝焼きりんごと山形の希少ワインで午後のひととき」って感じですかね。
ちなみにアペロは、夕食前に軽く一杯&おしゃべりを楽しむフランスの習慣のことを言います。
果樹農家さんは当たり前だと思いますが、冬の時期に剪定作業しますよね(果樹の枝を切る?折る?作業)
その枝を燃やす時に、色々焼いて食べたりすることもあると思います。それをツアーとして旅行者に体験していただきます。
でも、それだけではなく天童に新しくできたワイナリーのKELOSさんにもお邪魔してワイナリー近くの畑でぶどうの樹の剪定について聞いたり、この土地で育ったぶどうがどんな味わいになるかを聞いたりします。
当然、ワイン飲みます!!w
ワインのおいしい飲み方なんかもレクチャーいただいて、こずえさんの畑で枝焼きりんごや他のおつまみもいただきながらKELOSさんの貴重なワインをいただく、優雅な午後のひとときをお届けします!
ちなみに、①KELOS → ②まるつね果樹園の順番です。
最後、ほぼ告知だったんですが要するにご参加お待ちしております!!
おいしい食や酒の源である土や水を感じながら、山形でアペロタイム楽しみましょう。
■ツアー詳細
開催日
2023年3月12日(日)
人数
限定8名
スケジュール
14:00 天童温泉(出発)
14:15 KELOS
15:45 まるつね果樹園
17:00 天童温泉(到着・解散)
料金
ひとり8,000円(税込)
農家さんが日常的に行っていることを、旅行者にも味わっていただく。旅先で、その土地の一員になる。
そんな新しくも懐かしい旅のご提案をしていき、より深い山形の旅をともに感じたいです。
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