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Photo by michicusa

ハートクローゼット支持のnote記事に集まった応援について～「当事者が声を出せない」状況～

来殿ベル（らいとのべる）

皆様こんにちは。
リアルではごく平凡な事務職をさせて頂いております、ライトノベルが好きな来殿らいとのベルです。

先日、HEART CLOSETの不可解なネット炎上について、こちらのnote記事で書かせて頂きました。

5月7日に公開し、5月10日現在で既に500スキを超えています。読んでくださった方々、また私の記事をツイート等でご紹介下さった皆様方、本当にありがとうございます。当事者の一人として、勇気を出して発信して良かったと心から思います。

この場ですべてのツイートを紹介することは叶いませんが、お二方を取り上げさせて頂きたいと思います。

たち登志子海老名市議会議員様より

まず、「女性の活躍を応援する会」の一員であり、表現規制反対派として「同人誌即売会を応援する議員有志での街頭演説会」でも熱弁されたたち登志子海老名市議会議員様のこちらのツイートです。

海老名市の市議会議員として現実の政治を動かしていらっしゃる方からも、ご紹介頂けるとは思っていませんでした。また、たち登志子市議は騒動後にハートクローゼットの服を実際に購入され、いわゆる「買って応援！」もしておられます。

たち登志子市議が表現規制反対派であることも含め、こうした議員の方が現にいらっしゃることを心強く思います。海老名市に在住している方は、選挙の際、ぜひ投票先の候補としてご検討ください。（私が海老名市に在住していないことが悔やまれます……。）

オリちゃん様より

次に、私よりずっと以前から、Twitterとnoteで当事者女性として積極的に意見発信をしていらっしゃるオリちゃん様からも、次のツイートでご紹介頂きました。

オリちゃん様は『巨乳も生きやすい社会へ』というnote記事も公開されており、私もその内容に深く共感いたしました。記事中では胸の大きな女性に向けられる言葉として、「巨乳は歳取れば垂れるんだから」「巨乳なんて気持ち悪い」「ただの脂肪なのに」「胸アピールしすぎ！」などが取り上げられています。

私も似た言葉を向けられた経験があり、それで嫌な思いもしてきました。オリちゃん様のnote記事には読んでいて励まされるところが多く、また当事者女性の声を伝えるものとして、皆様にぜひ読んでもらいたいです。

そして、オリちゃん様も「買って応援！」をなさっています。


届く応援は嬉しいけれど――「状況」の問題

しかしながら、こうした応援の数々に、当初は素直に喜んでいたのですが、考えてみると問題があるとも感じました。

私がnote記事に書いた内容は、目立った新規性や独自性もなく、難しいわけでもありません。私は知性には自信がないほうで、実態としても賢いタイプではないでしょう。

そもそも、夜間高校を中退して高卒認定資格を取り、俗に「Fラン大学」と呼ばれる場所にどうにか滑り込んだという、学力的に残念な人間が私です。

国立大学や有名私立大学に行ける方はみんなすごいと思っています。

私のnote記事など、当事者であれば少し時間をかければ書ける内容に過ぎない――と言われれば、まさにその通りなんです。

同じ悩みを持つ当事者の方々からも「分かる」という共感の声が多かったのですが、「分かる」とは、裏を返せば「知ってた」でもあります。あるいは、当事者でなくても十分想像力が働く人であればたどり着ける程度です。記事内容としてはそれくらい「ごくありきたり」な、「普通のこと」なのです。

そんな記事が５００スキ以上を集め、当事者女性からの声援を受けました。これはどういう状況を示しているのでしょうか？

それは、当事者が「普通のこと」すら言いにくい状況があるから、その状況のせいで、かえって特別な価値が出たと推測しています。「言いたかったけど、言えなかった」が私の記事に集まった支持の正体の一部でしょう。（私に声援をくださった男性はまた事情が異なるとは思います。もちろん、男性からの声援もとてもありがたいです。）

中には「表だっては言えないけれど……」とDMで声援を下さった方もいます。いまハートクローゼットを応援すると、誹謗中傷や罵詈雑言に晒されることに怯えているのです。当事者が声をあげにくい環境になっています。

これを考えると、一面的に嬉しがるのも違うと反省せざるを得ません。

誹謗中傷・罵詈雑言を送る一部の過激な集団が存在するために、押し殺されていた声がいかに多いか。このことに想像を巡らせると、非常に落ち込んだ気分にもなります。

もちろん、声を上げることに不安を感じる方々が無理をする必要はありません。ネットの誹謗中傷・罵詈雑言は、心にとても強い影響を与えます。体調を崩すことも珍しくないと聞きます。まずは何より自分を大事にするべきです。

とはいえ、こんな状況だからこそ、私はまた積極的に意見を発信していこうと覚悟を新たにしました。（でも無理はしないようにしますので、DMで心配してくださったみなさん、ご安心ください。）

HEART　CLOSETさんは売り切れ状態が続いており、現在入手困難なのですが、またお金を貯めてワンピースを購入したいと思います。

実は、これまで他のブランドで買ったワンピースでは失敗経験が多く、買ってみたものの胸がキツくて丈も足りず（身長が低いのです）、どこにも着ていけないままタンスに押し込んだのも一度や二度ではないのです。なので、「ワンピース」という服自体、ほとんど諦めかかっていたのですが、「ハートクローゼットさんの服ならば……」と期待しています。

購入できた際には、失敗服との比較写真を撮って、「こんなに良いよ！」と明るくPRできたらと思います。

以上となります。

もし今回の内容にご賛同、共感いただけましたら、Twitterのフォローや記事のスキ＆シェアをしていただけると嬉しいです。

最後はお礼メッセージのみの有料エリアです。

「男性では？」と疑う声もやはり上がったので、前回とは違う写真（同様に顔の一部は隠しています）を上げてみました。（とはいえ、ネットにおける本人証明はキリがないので、次の記事で同じことをするかは未定です。）

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