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国語の教科書って実は楽しい①評論編

みなさん 学生時代に

学校の教科書って よみましたか?

お勉強以外に、読んだことあります?

国語の教科書って

じつは 良質なアンソロジーってしってました?

詩、評論、古典、漢文、日記、小説、随筆、短歌、俳句、加えて、漢字。物語。

一冊でこれだけの文学が入ってる。

授業で全部やらなかったとしても

時間を作って 普段は読まない文学を読むのも案外楽しい。

で、今日は、教育出版社の国語総合を読んでみました。

さすがに、教科書はアマゾンでは買えないので収録されているものを紹介します。

今回は評論。

*森岡正博 「ダイヤモンドと希望」 哲学者

出典
「生者と死者をつなぐ: 鎮魂と再生のための哲学」
Amazon(アマゾン)
500〜6,156円
*他にこの著者の本で比較的興味をひかれる本は

「草食系男子の恋愛学 」(MF文庫ダ・ヴィンチ)
Amazon(アマゾン)
518円
少し前にはやっていたよね。

*西研「自由な主体になるために」出典は新聞に寄稿されたもの。哲学者。

(西さんで読んだことがあるのは以下。)

「憂鬱になったら、哲学の出番だ!
Amazon(アマゾン)
10〜3,921円
 
*山崎正和「水の東西」 出典は以下。劇作家、評論家。

「混沌からの表現 」(ちくま学芸文庫)
Amazon(アマゾン)
935円
 
*高山博「仮想化する現実世界」 出典は以下。歴史学者。

「歴史学 未来へのまなざし―中世シチリアからグローバル・ヒストリーへ」 (historia)
Amazon(アマゾン)
76〜4,111円
 

*鈴木孝夫「ものとことば」 出典は以下。言語学者。

「ことばと文化 」(岩波新書)
Amazon(アマゾン)
858円
 

*鷲田清 「自由の制服」 出典は以下。哲学者。

「ちぐはぐな身体―ファッションって何?」 (ちくま文庫)
Amazon(アマゾン)
131〜3,761円
 

*内山節「ブナの森で」 出典は以下。哲学者。

「森にかよう道―知床から屋久島まで 」(新潮選書)
Amazon(アマゾン)
184〜3,847円
 

*茂木健一郎 「思い出せない記憶」 出典は以下。

言うまでもなく脳科学者。

「脳と仮想」 (新潮文庫)
Amazon(アマゾン)
1〜2,839円

*福岡伸一「世界は分けてもわからない」 出典は以下。

「世界は分けてもわからない」 (講談社現代新書)
Amazon(アマゾン)
1〜5,400円
 

*原研哉「白への跳躍」 出典は以下。 グラフィックデザイナー。

「白」
Amazon(アマゾン)
885〜6,581円
 

*加藤周一「二十世紀の自画像」評論家、小説家。

「加藤周一――二十世紀を問う 」(岩波新書)
Amazon(アマゾン)
1〜3,452円
 

さまざまな人の評論が一堂に会している。

出典と言う記述が明らかにしているように それぞれの全頁が載っているわけではないが

全頁を読みたくなるかもしれない、評論への招待状のように

掲載されている。

高校生だけでなく、教員ですらおそらくよほど興味を持たなければ、

評論って手にしないから

教科書と言う名前を取っ払ってしまったら、

文学へのアンソロジーとして

国語の教科書は、面白い一冊になる。

学校図書館では、ここに啓されている著者と入手可能な出典作品は

生徒が読む読まないと言う基準ではなく

教科書に載っていると言う名目でよいので

必ず購入して配架するのが基本と言える。


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