赤光を読む
斉藤茂吉の赤光を読む。
学校の授業で習った茂吉は
どことなく 母ちゃん大好きっ子の印象が
払拭されなかった。
たらちねの母とか
たらちねという言葉が母にかかる枕詞というのも
斉藤茂吉の短歌から習ったし。
おかあちゃん、おかあちゃんと
言ってるイメージの短歌を作る男という
私の中ではイメージがあった。
今回たまたま
「そうだ、、みだれ髪は読んだけど斉藤茂吉の赤光は読んでないな」
と思いたち借りてきた。
冒頭から
短歌が短歌で終わらず
連なって詩の世界を作っていた。
万葉集にしても百人一首にしても
一首ずつがそれぞれの世界なんだけど
赤光の中では
一首ずつが ⭐️星 のひとつずつで
いくつか集まると星座になって
赤光一冊で
宇宙ができる、 みたいにおもった。
たんにわたしが
勉強不足なだけかもしれないけど
斉藤茂吉の宇宙に ぽーんと
落とされ漂っているように思った。
短歌 すごいなとかんじた。
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