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かわロボのミニチュア作った

ミニチュアについて

かわロボでの立ち回りを考える時に、3dcadだと山越えを絡めた検討がやりづらかったから作った。1/10サイズでサスつきのやつらを設計した。

山越えでロッドをねじ込めるパターンの検討


対横回転戦の検討



パラメータはこんな感じ。1/10スケールにしてはやや大きい箇所も出てしまった。
ホイールベース: 29mmくらい
横幅: 35mm~40mmくらい
脚高さ: 6.5mm
底板の高さ: 5mm
サス可動域: 上下2.5mmくらい

大体手のひらサイズ

作り方

①設計

割愛。かわロボ作るよりかは簡単
1mmの幅がかわロボ換算すると10mmになるため、気を抜くとサイズオーバーする点には注意。

②印刷

材質はPLAを、ノズルは0.4mmのものを使用。部品が小さいからか定着不良を起こしてよく失敗した。印刷速度を落として出力した。

失敗例

③組み立て

部品同士の締結には小さめの釘を使った。
基本13mmの物を使用。


使った工具

・3dプリンター

制作にはこれを使った。印刷速度すごいし自動でフィラメント交換やレベリングしてくれるのが便利すぎる。多色印刷での色分けや撮影ブースとしても使える点も便利。印刷出来ればこれじゃなくてもいい。

・ピンバイス、マイクロドリル

締結用の穴径を調整する時に使用。

・ニッパー(フラット刃)


φ2の真鍮を切断できる物を選定した。


製作機体

ロングロッド

元ネタ: セイレーン

使う釘:13mm
初めて制作したミニチュア。ミニチュアのかわロボを作る上での設計の感覚を本機体で養った。写真から見えない位置にも締結箇所が複数あり、組み立てがクソめんどい。

横回転


元ネタ: ヴァルハーレイ

使う釘: 13mm, 16mm, 32mm
脚がシンプルになって作りやすくなった。今後、基本的にこの脚を流用することになる。鎌の設計は下記を参考にした。
横回転の鎌について|トンチャン (note.com)

ミドルツインロッド


元ネタ: Igolnik

使う釘: 8mm, 13mm
サスのリンクを外側にしたら思いの外脚が太くなってしまった。

シールド

元ネタ: 椛

使う釘: 13mm
多色印刷を活かすために椛がトレードマークの機体を作成。

押し出シールド

元ネタ: なし シールド…?

使う釘: 13mm
下記の記事を参考に見様見真似で作成。

機体紹介 押し出シールドについて|下剋上(かわロボ) (note.com)

気持ちもう少し上方向に持ち上がる軌跡にした方がよかった気がする。

ブレード


元ネタ: なし

使う釘: 13mm
ブレード半径やキャスターの位置は下記の記事を参考にした。この機体が一番早くできた。

ブレード回転のリンク周りの設計のやり方的なもの : 機造人放浪記 (exblog.jp)

アームをあげて威嚇する様子

クランク

元ネタ: The NEXT

使う釘: 8mm,13mm,32mm
干渉祭りで設計が一番時間かかったやつ。
部品同士をユニット化しやすかったので組み立ては思いのほか楽だった。
リンク比や駆動中心の位置は下記記事のパクり。
簡単なクランク機の作り方|ねこまる (note.com)
クランク機の技術的ノウハウ|ねこまる (note.com)

制作背景

他のアームと規格を合わせているため、色々遊べる。

シールド回転

元ネタ: なし

使う釘: 13mm
ミニチュアを戦術に加えてリンク機構のお勉強もできる様に、スライダリンクを内蔵させた。アングルを先に着けると駆動節周りの釘を挿入できなくて詰む。
下記記事を元に見様見真似で作成。

シールド回転のリンク周りの設計のやり方的な物 : 機造人放浪記 (exblog.jp)

最後に

これ、学生時代に作っときたかったなぁ。部室に置いとけば本大会前の合宿で何かと便利そう。

ミニチュアのサンプルデータを置いておきます。
一番最後に作った機体なのでバグは少なめなはず。
注意点
・個人での使用のための改変、及び改良はご自由に。
・データや出力物の再配布は禁止します。

https://drive.google.com/drive/folders/12o7iiuXriC0n90bmgMoq_u995hClad_Y?usp=drive_link


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