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「令和4年度」確定申告~注意点や納税期限~       

個人事業主は、年に1回の確定申告を行うことが求められます。しかし、税金に詳しくない人にとっては、申告書の記入や所得の計算などが難しく、思わぬミスや盲点が生じることがあります。以下に、個人事業主が確定申告を行う上での盲点をいくつか紹介します。


経費の把握

個人事業主は、事業にかかる経費を適切に把握することが重要です。経費を適切に計上することで、納税額を軽減することができます。しかし、どのような経費が計上可能かを把握していない場合や、適切な証拠を保管していない場合には、経費の計上ができず、納税額が増えることがあります。

所得の計算

個人事業主は、事業によって得た所得を適切に計算することが求められます。所得の計算には、売上高や経費、減価償却費、所得控除などが関係します。これらを正確に計算し、申告書に記入することが重要です。

納期の把握

確定申告の納期を適切に把握することが求められます。
令和4年分確定申告分の納税の期限は次のとおりとなります。

所得税等・・・・・・・・・・・・・・・令和5年3月15日(水)
消費税及び地方消費税・・・令和5年3月31日(金)
贈与税・・・・・・・・・・・・・・・・・令和5年3月15日(水)
納税の期限は確定申告書の提出期限と同じ日となります。

バックアップの取得

個人事業主は、申告書の提出前に、バックアップの取得を行うことが求められます。データを紛失したり、申告書に誤りがあった場合には、バックアップを利用して修正することができます。バックアップは、USBメモリーやクラウドストレージなどに保存し、定期的に更新することが重要です。

領収書の保管

経費の計上に必要な領収書を適切に保管することが求められます。領収書は、原則として5年間保管する必要があります。また、領収書には、日付や金額、支払い方法、支払い先の氏名や名称などが記載されている必要があります。適切な領収書の保管を行い、必要に応じて提出することが重要です。

所得の隠し事

所得を隠して確定申告を行うことは許されません。所得を隠して申告を行った場合には、税務署による調査や罰則が課せられる可能性があります。適切な所得の計算を行い、正確な申告書を提出することが必要です。

次は加算税についても触れたいと思います。