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確定申告の前に確認 「納税方法」

【確定申告の納税方法について】

今回は、確定申告の納税方法について、詳しく解説します。
次の3つの方法があります。

納税証明書等交付申請書による提出
納税証明書等交付申請書の提出による申告書の提出
e-Taxを利用した電子申告

手続きの流れは、大まかに次の通りです。

① 所得や資産の状況を確認する。
② 確定申告用紙を入手し、必要事項を記入する。
③ 納税証明書等交付申請書を作成する(e-Taxを利用する場合は不要)
④ 確定申告用紙と納税証明書等交付申請書を税務署に提出する。

提出期限は、原則として3月15日ですが、土日祝日の場合は翌日が提出期限になります。また、納税方法によって提出期限が異なる場合がありますので、注意しましょう。


税金の計算方法

所得税や消費税など、各税金の計算方法についても理解しておきましょう。まずは、所得税の計算方法を見てみましょう。

所得税は、所得金額から各種控除額を差し引いた金額に、税率を乗じた額が納める税金となります。税率は、所得金額に応じて異なります。また、控除額には、基礎控除や社会保険料控除、医療費控除などがあります。

消費税は、商品やサービスを購入する際に課せられる税金です。現在の税率は10%ですが、軽減税率や特例措置が設けられています。

納税方法について

確定申告を行った後には、税金の納付が必要となります。
続いて5つの納税方法について解説します。

ダイレクト納付

e-Taxによる簡単な操作で預貯金口座からの振替により納付する方法
これにより、税務署や金融機関に赴いて納付する必要がありません。
電子証明書の添付やICカードリーダライタは不要です。
e-Taxの利用可能時間内かつダイレクト納付又はインターネットバンキングが利用可能な時間であれば、税務署が閉庁となってからも納税を行うことが可能です。
※ 領収証書は発行されません。

銀行振込

税金を納付する方法の一つに、銀行振込があります。税務署で発行される納付書に記載された口座番号や支払期限を確認し、指定の金融機関で振り込みを行います。手数料は無料です。

現金納付

税金を現金で納付する場合は、税務署の窓口で行います。手数料は無料ですが、混雑時には待ち時間が長くなることがあります。

コンビニ納付

コンビニエンスストアの多くで、税金の納付ができるようになっています。税務署で発行された納付書に記載されたバーコードを読み取り、指定のコンビニエンスストアで支払いを行います。手数料はかかりますが、24時間いつでも利用できるため便利です。納税額は30万円までと制限がありますので注意してください。

クレジットカード納付

一部の税金については、クレジットカードでの納付が可能です。手数料はかかりますが、ポイント還元などのメリットがあるため、利用する人も増えています。納税額は一回の手続きにつき、1000万未満もしくはクレジットの決済可能額以下になります。

スマホアプリ納付

国税庁長官が指定した納付受託者が運営するWebサイトから利用可能なPay払いを選択し、納付委託をする方法です。
※PayPay d払い auPAY LINEPay mPay amazonpay
納税額は30万円までと制限がありますので注意してください。

まとめ

確定申告の納税方法について、紹介してきました。手続きの流れや税金の計算方法、納付方法について理解しておくことで、スムーズに確定申告を行い、税金の納付をすることができます。また、各種控除や特例措置を上手く活用し、納める税金を抑えることも大切です。

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